自殺予防~命を守るためにご相談ください~

更新日:2022年06月17日

3月は「自殺対策強化月間」です

あなたと大切な人の心のサインに気づいたときは、ご相談ください。

新型コロナウイルスの影響で外出の自粛など、行動の自由が制限されています。

行動の自由が制限されると、不安や恐怖、怒りといった感情、抑うつ、不眠といった症状が現れやすくなります。

誰でも起こりうる心理的反応ですが、症状が続く場合は、ひとりで悩まず、家族だけで抱え込まず、あなたの気持ちをお聞かせください。

 

相談機関

兵庫県いのちと心のサポートダイヤル(電話078-382-3566)

兵庫県内在住、在勤、在学の方のための相談窓口です。

月曜日~金曜日/午後6時~翌日午前8時30分

土曜日・日曜日・祝日は24時間受付

加東健康福祉事務所 地域保健課(電話0795-42-5111)

月曜日~金曜日/午前9時~午後5時

(祝日、年末年始を除く)

西脇市健幸都市推進課(電話0795-22-3111)

月曜日~金曜日/午前8時30分~午後5時15分

(祝日、年末年始を除く)

自殺予防いのちの電話(電話0120-783-556)

毎月10日/午前8時~翌日午前8時

はりまいのちの電話(電話079-222-4343)

月曜日~日曜日/午後2時~翌日午前1時

こころの健康相談統一ダイヤル(電話0570-064-556)

電話をかけた所在地の都道府県等、公的な相談機関につながります。

よりそいホットライン(電話0120-279-338)

一般的な生活上の悩みをはじめ、生活困窮者に対する総合的な電話窓口です(24時間対応)。

(ファックス 03-3868-3811)

(IP電話・LINE OUT 050-3655-0279)

その他の相談窓口

 

うつ病とは

心や身体のエネルギーが低下してくると、「気分が沈む・好きなことにも関心がなくなる・不眠」などの症状が出てくることがあります。このような症状が続くことを「うつ病」といいます。気持ちが焦って、じっとしていられなくなり、自分を生きている価値のないものと思いつめて、自ら死を選んでしまうこともあります。自殺の背景に「うつ病」が隠れていることが多いといわれています。しかし、自分では気づかなかったり、周囲も「やる気のなさ」「怠け」と勘違いして見過ごしてしまうこともあります。

「うつ病」は15人に1人がかかるといわれています。誰でもかかる可能性がある病気です。でも、正しい対処方法や医療機関での治療、休養でよくなっていきます。

うつ病の症状に気付いたら、医療機関や保健所などの専門の相談機関に相談しましょう。

自殺予防とは

自殺を考えている人は、悩みを抱えながらも「自殺サイン」を発しています。家族や友人、同僚など身近にいる人は、そのサイン(不調な状態)に気付きやすいものです。「あの人、最近様子が変だな」「いつもおしゃれなのに、急に無頓着になった」など、普段と違う様子がみられたら、その人に自分が心配していることを伝えて、専門の相談機関に悩みを相談することを勧めてください。

自殺のサイン

  • うつ症状が出ている(気分が沈む、自分を責める、仕事の能率が落ちる、決断できない、不眠が続く)
  • 原因不明の身体の不調が長引く
  • 酒量が増える
  • 安全や健康が保てなくなるような、自暴自棄な行動をとる
  • 仕事の負担が過重である、大きな失敗をする
  • 職場や家庭に居場所がない、サポートが得られない
  • 本人にとって価値のあるもの(職、地位、家族、財産など)を最近失った
  • 重症の病気にかかった
  • 身辺の整理をしたり、急にどこかへいってしまったりする
  • 自殺をほのめかしたり、自殺未遂におよぶ

自殺予防対策

西脇市では自殺者を1人でも減らすために、パンフレットの配布や広報などによる自殺予防啓発活動や研修会などの自殺予防対策事業を展開しています。そのひとつの研修会としてゲートキーパーの養成をしています。

ゲートキーパーとは、直訳すると「門番」です。悩みを持つ人に接する皆さんを「門番」と位置づけ、自殺の兆候を見つけ出し、問題解決につなげようとするものです。

相談者の隠れた悩みに気付いたときに、ゲートキーパーは相談者の了解を得て適切な相談機関につなげます。つまり、悩みを総合的に解決するための、道案内の役割を果たそうというものです。

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市役所 くらし安心部 健幸都市推進課

電話:0795-22-3111(代表)
​​​​​​​ファックス:0795-23-5219
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