西脇市サイバーセキュリティを確保するための方針

更新日:2026年03月19日

地方自治法の一部を改正する法律(令和6年法律第65号)が令和6年6月26日に公布され、令和7年4月に総務省が「地方公共団体におけるサイバーセキュリティを確保するための方針の策定又は変更に関する指針(案)」を策定しました。

これを踏まえ本市の西脇市情報セキュリティ基本方針を本市のサイバーセキュリティを確保するための方針として位置づけ、更なる情報セキュリティの確保を図ってまいります。

西脇市情報セキュリティ基本方針

目的

本基本方針は、本市が保有する情報資産の機密性、完全性及び可用性を維持するため、本市が実施する情報セキュリティ対策について基本的な事項を定めることを目的とする。

定義

  • 情報システム:コンピュータやネットワーク及び電磁的記録媒体で構成され、情報処理を行う仕組みをいう
  • ネットワーク:コンピュータ等を相互に接続するための通信網、その構成機器(ハードウェア及びソフトウェア)をいう。
  • 情報セキュリティ:情報資産の機密性、完全性及び可用性を維持することをいう。
  • 機密性:情報資産にアクセスすることを認められた者だけが、情報資産にアクセスできる状態を確保することをいう。
  • 完全性:情報資産が破壊、改ざん又は消去されていない状態を確保することをいう。
  • 可用性:情報資産にアクセスすることを認められた者が、必要なときに中断されることなく、情報にアクセスできる状態を確保することをいう。
  • 情報セキュリティポリシー:情報セキュリティ基本方針及び情報セキュリティ対策基準をいう。
  • マイナンバー利用事務系(個人番号利用事務系):個人番号利用事務(社会保障、地方税若しくは防災に関する事務)又は戸籍事務等に関わる情報システム及びデータをいう。
  • LGWAN接続系:LGWANに接続された情報システム及びその情報システムで取り扱うデータをいう。
  • インターネット接続系:インターネットメール、ホームページ管理システム等に関わるインターネットに接続された情報システム及びその情報システムで取り扱うデータをいう。
  • 通信経路の分割:LGWAN接続系とインターネット接続系の両環境間の通信環境を2分離した上で、安全が確保された通信だけを許可できるようにすることをいう。
  • 無害化通信:インターネットメール本文のテキスト化や端末への画面転送等により、コンピュータウイルス等の不正プログラムの付着が無い等、安全が確保された通信をいう。

対象とする脅威

情報資産に対する脅威として、次の脅威を想定し、情報セキュリティ対策を実施する。

  • 不正アクセス、ウイルス攻撃、サービス不能攻撃等のサイバー攻撃や部外者の侵入等の意図的な要因による情報資産の漏えい・破壊・改ざん・消去、重要情報の詐取、内部不正等
  • 情報資産の無断持ち出し、無許可ソフトウェアの使用等の規定違反、設計・開発の不備、プログラム上の欠陥、操作・設定ミス、メンテナンス不備、内部・監査機能の不備、委託管理の不備、マネジメントの欠陥、機器故障等の非意図的要因による情報資産の漏えい・破壊・消去等
  • 地震、落雷、火災等の災害によるサービス及び業務の停止等
  • 大規模・広範囲にわたる疾病による要員不足に伴うシステム運用の機能不全等
  • 電力供給の途絶、通信の途絶等のインフラの障害からの波及等

適用範囲

行政機関の範囲

本基本方針が適用される行政機関は、市長部局、行政委員会、議会事務局及び地方公営企業とする。

情報資産の範囲

本基本方針が対象とする情報資産は、次のとおりとする。

  • ネットワーク、情報システム及びこれらに関する設備、電磁的記録媒体
  • ネットワーク及び情報システムで取り扱う情報(これらを印刷した文書を含む。)
  • 情報システムの仕様書及びネットワーク図等のシステム関連文書

職員等の遵守義務

職員及び会計年度任用職員(以下「職員等」という。)は、情報セキュリティの重要性について共通の認識を持ち、業務の遂行に当たって情報セキュリティポリシーを遵守しなければならない

情報セキュリティ対策

上記の脅威から情報資産を保護するために、次の情報セキュリティ対策を講じる。 

  • 組織体制:本市の情報資産について、情報セキュリティ対策を推進する全庁的な組織体制を確立する。
  • 情報資産の分類と管理:本市の保有する情報資産を機密性、完全性及び可用性に応じて分類し、当該分類に基づき情報セキュリティ対策を実施する。 
  • 情報システム全体の強靭性の向上:情報セキュリティの強化を目的とし、業務の効率性・利便性の観点を踏まえ、情報システム全体に対し、次に掲げる対策を講じる。
  1. マイナンバー利用事務系においては、原則として、他の領域との通信をできないようにした上で、端末からの情報持ち出し不可設定や端末への多要素認証の導入等により、住民情報の流出を防ぐ。
  2. LGWAN接続系においては、LGWANと接続する業務用システムと、インターネット接続系の情報システムとの通信経路を分割する。なお、両システム間で通信する場合には、無害化通信を実施する。
  3. インターネット接続系においては、不正通信の監視機能の強化等の高度な情報セキュリティ対策を実施する。高度な情報セキュリティ対策として、都道府県及び市区町村のインターネットとの通信を集約した上で、自治体情報セキュリティクラウドの導入等を実施する。 
  • 物理的セキュリティ:サーバ、情報システム室、通信回線及び職員等のパソコン等の管理について、物理的な対策を講じる。
  • 人的セキュリティ:情報セキュリティに関し、職員等が遵守すべき事項を定めるとともに、十分な教育及び啓発を行う等の人的な対策を講じる。
  • 技術的セキュリティ:コンピュータ等の管理、アクセス制御、不正プログラム対策、不正アクセス対策等の技術的対策を講じる。
  • 運用:情報システムの監視、情報セキュリティポリシーの遵守状況の確認、業務委託を行う際のセキュリティ確保等、情報セキュリティポリシーの運用面の対策を講じるものとする。また、情報資産に対するセキュリティ侵害が発生した場合等に迅速かつ適正に対応するため、緊急時対応計画を策定する。
  • 業務委託と外部サービス(クラウドサービス)の利用:業務委託を行う場合には、委託事業者を選定し、情報セキュリティ要件を明記した契約を締結し、委託事業者において必要なセキュリティ対策が確保されていることを確認し、必要に応じて契約に基づき措置を講じる

情報セキュリティ監査及び自己点検の実施

情報セキュリティポリシーの遵守状況を検証するため、定期的又は必要に応じて情報セキュリティ監査及び自己点検を実施する。

情報セキュリティポリシー及び関係規程等の見直し

情報セキュリティ監査及び自己点検の結果並びに情報セキュリティに関する状況の変化等を踏まえ、情報セキュリティポリシー及び関係規程等について毎年度見直しを行うとともに、重大な変化が発生した場合にも評価を行い、必要があると認めた場合は見直すものとする。

情報セキュリティ対策基準の策定

上記に規定する対策等を実施するために、具体的な遵守事項及び判断基準等を定める情報セキュリティ対策基準を策定する。なお、情報セキュリティ対策基準は、公にすることにより本市の行政運営に重大な支障を及ぼすおそれがあることから非公開とする。

情報セキュリティ実施手順の策定

情報セキュリティ対策基準に基づき、情報セキュリティ対策を実施するための具体的な手順を定めた情報セキュリティ実施手順を策定するものとする。なお、情報セキュリティ実施手順は、情報セキュリティ対策基準と同様に非公開とする。

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市役所 総務部 情報推進課(情報担当)

電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-22-1014(代表)​​​​​​​​​​​​​​
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