定住自立圏構想~「北はりま定住自立圏」
定住自立圏構想とは
定住自立圏構想は、自治体の枠組みを越えて生活に必要な都市機能を擁する中心市とその近隣市町村(連携市町村)で形成される定住自立圏において、中心市と近隣市町村(連携市町村)が相互に連携・協力し、圏域全体の活性化を図ろうとするものです。
定住自立圏構想の概要(総務省) (PDFファイル: 1.3MB)
定住自立圏の形成に向けた取組
平成20年12月に総務省で「定住自立圏構想推進要綱」が策定され、「定住自立圏」の形成に向けた手続が示されました。
「定住自立圏」の形成に向けては、
- 中心市宣言
- 定住自立圏形成協定の締結(議会の議決)
- 定住自立圏共生ビジョンの策定
を行うことが必要です。
西脇市では、全国243市(県内5市)の中心市の要件に該当していることから、本市が中心市となり、多可町を連携市町村とする定住自立圏の形成に向けて、具体的な協議を進めました。
中心市宣言を行いました
平成22年1月29日、西脇市は市議会議員協議会において「中心市宣言」を行いました。
中心市宣言は、総務省の「定住自立圏構想推進要綱」に基づき行うもので、本市と連携市町村に位置付けられる多可町が、連携と役割分担を図りながら、圏域全体に必要な生活機能を確保するため、本市が中心的な役割を担う意思を表明するものです。
今後は、豊かに、そして安心して暮らせる魅力ある地域づくりに向けて、具体的に連携・役割分担を進める事業について協議をしていきます。
定住自立圏構想推進セミナーで発表
平成22年3月26日に滋賀県彦根市で開催された「定住自立圏構想推進セミナー」で、西脇市の取組を市長自ら発表しました。
このセミナーは、「定住自立圏構想」についての理解を深めるとともに、同構想の取組を推進するため、総務省が全国で開催しているものです。近畿ブロックを対象とした彦根市のセミナーには約150名の自治体関係者の参加がありました。
定住自立圏形成協定調印式を開催しました
平成22年10月6日、西脇市生涯学習まちづくりセンターで「北はりま定住自立圏形成協定調印式」を開催し、多可町との間で定住自立圏形成協定を締結しました。
調印式では、地元選出の県会議員や県関係者が来賓として出席する中、両市町の9月議会において議決を得た協定内容を記した協定書に署名、その後両市町議会議長が立会人の署名を行いました。兵庫県内では、岡山県備前市を中心市とする赤穂市・上郡町の圏域に次ぎ、2番目となる定住自立圏となります。
締結された協定に基づき、実施する具体的な事業を示した「共生ビジョン」の策定を進めていきます。
北はりま定住自立圏形成協定 (PDFファイル: 265.4KB)
定住自立圏全国市町村長サミットで発表
平成22年10月28日、29日に長野県飯田市で開催された「定住自立圏全国市町村サミット」で、西脇市の取組を市長が発表しました。
このサミットは、定住自立圏構想についての理解を深め、同構想を推進するために総務省が開催しているもので、「医療分科会」では定住自立圏域での地域医療の充実・確保に向けた取組についての事例発表を行いました。
定住自立圏共生ビジョンを策定しました
共生ビジョン懇談会での協議を経て、平成23年3月に「北はりま定住自立圏共生ビジョン」を策定しました。
このビジョンには、西脇市・多可町をひとつの圏域として、安心・快適に暮らせる北はりま定住自立圏の形成に向け、「うるおいとやすらぎを感じる 暮らし豊かな 北はりまの郷」を将来像に定め、それを実現するための具体的な取組を示しています。
具体的な取組については、「生活機能の強化」、「結びつきやネットワークの強化」、「圏域マネジメント能力の強化」という3つの視点から49の連携して行う事業を定めています。
本ビジョンの計画期間は、平成23年度から平成27年度の5年間となっており、ビジョンの内容に基づき実施する事業について、国から財政支援を受けることができます。
また、策定後も取組事業等の見直しを進め、平成24年9月に第1回目の改訂を、平成25年10月に第2回目の改訂を行いました。
北はりま定住自立圏共生ビジョン(当初) (PDFファイル: 894.6KB)
北はりま定住自立圏共生ビジョン(平成24年9月変更) (PDFファイル: 14.6MB)
北はりま定住自立圏共生ビジョン(平成25年10月変更) (PDFファイル: 3.3MB)
なお、北はりま定住自立圏共生ビジョン会議(懇談会)の内容については、下記のリンク先からご覧ください。
北はりま定住自立圏の形成に関する協定を一部変更しました
平成28年1月19日、「北はりま定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定書」を調印しました。
変更協定では、「地域福祉体制の強化」と、「上下水道業務の連携」を項目に追加しました。また、北播磨広域定住自立圏へ移行する「消防、救急業務の連携及び広域再編」を削除しました。
第2次北はりま定住自立圏共生ビジョンを策定しました
平成28年3月に「第2次北はりま定住自立圏共生ビジョン」を策定しました。
このビジョンは、平成28年度から平成32年度までの5年間を期間とし、第1次共生ビジョンから継承した将来像である「うるおいとやすらぎを感じる 暮らし豊かな 北はりまの郷」の実現に向けた具体的な取組を示しています。
平成30年11月にビジョンの変更を行いました。
第2次北はりま定住自立圏共生ビジョン(当初) (PDFファイル: 4.7MB)
第2次北はりま定住自立圏共生ビジョンの変更について (PDFファイル: 154.7KB)
第2次北はりま定住自立圏共生ビジョン(平成30年11月変更) (PDFファイル: 5.5MB)
第2次共生ビジョンに数値目標及び成果指標を定めました
まち・ひと・しごと創生総合戦略(平成26年12月27日閣議決定)、経済財政運営と改革の基本方針2016(平成28年6月2日閣議決定)、定住自立圏構想推進要綱の一部改正(平成28年9月23日付総行応第293号)によって、定住自立圏においても成果目標等の設定が求められることとなったため、平成29年3月、北はりま定住自立圏共生ビジョンにおいて当該設定を行い、共生ビジョン別冊として、数値目標及び成果指標を定めました。
第2次北はりま共生ビジョン(数値目標・成果指標)別冊 (PDFファイル: 1019.8KB)
第3次北はりま定住自立圏共生ビジョンを策定しました
令和3年3月に「第3次北はりま定住自立圏共生ビジョン」を策定しました。
このビジョンは、令和3年度から令和7年度までの5年間を期間とし、第1次共生ビジョンから継承した将来像である「うるおいとやすらぎを感じる 暮らし豊かな 北はりまの郷」の実現に向けた具体的な取組を示しています。
この記事に関するお問い合わせ先
西脇市 市長公室 政策推進課
電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-22-1014(代表)
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更新日:2021年03月31日