高校生による地域活動を支援
西脇市高校生地域活動支援事業
活力ある地域社会の実現と将来を担う人材の育成を図ることを目的に、高校生が取り組む地域振興や地域貢献に関する活動に対して補助金を交付します。
補助対象者
西脇市内に所在する学校教育法に規定する高等学校に在籍する生徒5人以上で構成した団体
補助対象事業
地域の課題解決及び活性化を図ることを目的に、市域を対象に実施する事業又は市内で成果を得るために不可欠な市外で実施する事業
(補足)
- 新規性や発展性が認められるものを対象とします。既存の事業(軽微な変更を伴うものを含む。)は対象となりません。
新規性・・・学校やグループとしての新たな取組であること。
発展性・・・過去に実施した取組をブラッシュアップして次の段階へと展開しようとするもの。
- 教育課程の中で実施される、地域課題等を題材とした探究活動(実践的な活動を伴うもの)も対象になり得ます。
- 営利目的の事業や政治活動に関わる事業は対象外となります。
補助金額等
- 補助対象経費の合計額とし、1団体につき上限20万円(予算の範囲内)
- 補助金の交付は、年度内において、1団体1事業
補助対象経費
- 事業実施に必要な経費(報償費、消耗品費、燃料費、印刷製本費、通信運搬費、保険料等)
- 国、県、市及び市の外郭団体から補助金等を受ける経費を除く。
補助金交付の流れ
1.事業の計画
下記の書類を提出してください。
- 西脇市高校生地域活動支援事業企画書(様式第1号)
- 団体概要書(様式第2号)
2.事業の審査
3.補助金の交付申請
下記の書類を提出してください。
- 補助金等交付申請書(補助様式第1号)
- 事業計画書(補助様式第2号)
4.補助金の交付決定
5.事業の実施
6.事業の実績報告
- 下記の書類を提出してください。
- 補助事業等実績報告書(補助様式第6号)
- 補助事業等の事業費明細書(補助様式第7号)
- 活動状況がわかる書類
7.補助金額の確定
8.補助金の請求
下記の書類を提出してください。
- 補助金等交付申請書(補助様式第11号)
- 振込先の確認ができるもの
参考資料
高校生地域活動支援事業補助金募集要項 (PDFファイル: 652.8KB)
様式第2号(団体概要書) (Wordファイル: 36.5KB)
補助様式第1号(補助金交付申請書) (Wordファイル: 30.5KB)
補助様式第2号(事業計画書) (Wordファイル: 30.5KB)
補助様式第6号(補助事業等実績報告書) (Wordファイル: 31.5KB)
補助様式第7号(補助事業等の事業費明細書) (Wordファイル: 29.0KB)
補助様式第11号(補助金等交付請求書) (Wordファイル: 31.0KB)
活動状況(令和5年度)
活動団体及びテーマ
西脇工業高校(NPCC)
「地域とつながる西工プロジェクト」
- 地域産業探求では、桜丘小学校と楠丘小学校で小学生を対象にプログラミング指導を行ったほか、ジャンボタニシ駆除に向けた研究、特別支援学級の課外授業のサポートを実施するなど、地域に貢献できる様々な活動を実施することができました。
- 吹奏楽部による楽器体験など、小中学生や高齢者との音楽を通じた交流を行いました。
西脇北高校(ボランティア部)
「播州織端切れ活用事業」
- 地元の播州織企業から寄付される播州織端切れを活用したワークショップを実施する中で、生活に身近なものの製作を通じて、播州織の魅力を伝えるほか、端切れの活用を通じてアップサイクルなど、廃棄されるものを活用していく取り組みなどについて伝えることができました。
小学生にプログラミング指導をする様子(西脇工業高校)
播州織を使用したワークショップをする様子(西脇北高校)
活動状況(令和4年度)
活動団体及びテーマ
西脇高校(学校家庭クラブ)
「播州織の魅力発信・地域活性化事業」
- ハギレや残糸などを活用した商品を提案し、制作することで、環境問題や社会課題などに配慮された播州織を発信しました。
- 古民家を活用した西脇高校アトリエにおいて、地域住民等を対象としたワークショップ等のイベントを行い、その活動を通して地域のコミュニティの活性化を目指しました。
- 市内イベントや百貨店での催しを通じて、製作した作品とともに播州織の魅力を市内外に発信しました。
西脇工業高校(地域課題研究グループ)
「地域とつながる西工プロジェクト」
- 工業高校という専門性を生かし、地域産業が抱える課題を探求し、その探求成果を製品開発することを目的に活動しました。
- ジャンボタニシの被害減少に向けた研究や、市内の小学校でプログラミング学習支援などを行いました。
- 小学生向け楽器体験会は、新型コロナウイルス感染症のため中止となってしまいましたが、地域のイベント等で楽器に親しんでもらえる活動を実施することができました。
西脇北高校(理科探究グループ)
「地元米による甘酒の質向上と効用発信事業」
- 西脇市の特産である山田錦のほか、西脇市周辺で生産されるキヌヒカリや赤米を使用したノンアルコールの甘酒をつくり、それを科学的に分析することで、米の種類による特徴・味の違いとともに、健康面での効用を探る研究を行いました。
- 産業フェスタ等のイベントを通じて地元食材への関心の向上と健康的な生活の増進に向けた情報発信を行いました。
ファッションショーの様子(西脇高校)
小学生にプログラミング指導をする様子(西脇工業高校)
活動状況(令和3年度)
活動団体及びテーマ
西脇高校学校家庭クラブ
「地域活性化事業」
- 織物の産地にあって、テキスタイルデザインから考えた自分たちのファッションを提案し、出来上った布地で衣装の製作を行いました。
- 単に衣装を製作するのではなく、西脇高校オリジナルブランド“N.hs”の4つのテーマに分かれ、コンセプトを明確にしながら製作し、動画にまとめ、実際にステージにおいて発表することで、播州織の魅力を発信することができました。
西脇工業高校地域課題解決グループ
「地域の農作物生産性向上事業」
- 金ゴマ農家が直面してしている課題である脱穀作業を軽減すべく、脱穀機の製作を行いました。
- プランターや植木鉢で自動散水装置などを利用し、誰でも気軽に大粒のイチゴを栽培できるように「西脇工業のイチゴ栽培マニュアル」の作成をしました。今後は、これを基に地域の小学校などに講師として出向き、栽培を体験してもらい、イチゴの魅力を広めていきたいと考えています。
西脇北高校理科研究グループ
「山田錦の酒造好適性の明確化」
- 西脇市の特産である山田錦を使用したノンアルコールの甘酒をつくり、それを科学的に分析することで、山田錦の酒造好適性を検証・明確化しました。
- 新型コロナウィルス感染症拡大の観点で中止となりましたが、サイエンスフェアin兵庫で、出展を予定していた各校へ研究成果の配布を行うことで、山田錦が酒米として優れている点を若い世代を中心にアピールすることができました。
活動状況(令和2年度)
活動団体及びテーマ
西脇高校学校家庭クラブ
「地域活性化事業」
地元企業とのワークショップを通じて、西脇高校オリジナルブランドN.hsの新作布地開発に取り組み、地場産業である播州織への関心を高めるとともに、播州織の魅力向上に向けた取り組みを行うことができました。
西脇工業高校地域課題研究グループ
「地域の農産物生産性向上事業」
西脇市の特産である金ゴマの栽培工程のさらなる省力化と、イチゴの品質分析や保存方法、屋内での栽培方法の研究に取り組み、地域の方と関わりながら、地域の特産品について理解を深めることができました。
活動状況(令和元年度)
活動団体及びテーマ
西脇高校学校家庭クラブ
「地域活性化プロジェクト」
西脇高校地学部
「高校生による小学生対象の自然科学教室」
西脇工業高校地域課題研究グループ
「金ゴマ栽培の機械化事業」
西脇北高校総合学習研究グループ
「酒造好適米山田錦の性質を探る‐甘酒づくりを通して‐」
活動報告会
活動費用を助成した団体が実施した地域活動や研究活動について、報告会を開催しました。
報告会の様子
播州織ファッションショーなどの取組を報告する様子(西脇高校学校家庭クラブ)
小学生対象の自然科学教室などの取組を報告する様子(西脇高校地学部)
昨年度から改良した選別機に金ゴマを入れて稼働させる様子(西脇工業高校)
山田錦を原料とする甘酒を化学分析した結果を報告する様子(西脇北高校)
活動状況(平成30年度)
活動団体及びテーマ
西脇高校家庭クラブ
「地域活性化プロジェクト」
ファッションショーなどによる播州織のPRなど
西脇高校地学部
「高‐小接続事業」
小学生向け自然科学教室や小学校教員向け理科教育冊子の作成
西脇工業高校地域課題研究グループ
「金ゴマ栽培の機械化事業」
金ゴマ選別機の開発、試作
西脇北高校総合学習研究グループ
「酒造好適米山田錦の性質をさぐる‐甘酒づくりを通して‐」
山田錦を原料とする甘酒づくり、化学分析
活動報告会
活動費用を助成した団体が実施した地域活動や研究活動について、報告会を開催しました。
報告会の様子
この記事に関するお問い合わせ先
西脇市 市長公室 政策推進課
電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-22-1014(代表)
問い合わせフォーム
更新日:2024年04月05日