関西学院大学との連携授業(平成29年度)
平成29年度連携授業の概要
西脇市と関西学院大学は、平成28年3月に包括的な連携協定を締結し、平成28年度から関西学院大学神戸三田キャンパスでの連携授業を実施しています。
連携授業は、総合政策学部の「都市財政論」の科目を活用して行い、「西脇市都市経営フィールドワーク」をサブタイトルとして、通常科目として単位が取得できます。
平成29年度は、春学期の授業として4月から7月まで実施し、総合政策学部の3年生14名が受講しました。
授業は、講義や西脇市内でのフィールドワーク、研究発表会などで構成されており、神戸三田キャンパスにおける講義については、教授や西脇市職員に加え、市長もキャンパスに出向いて講師を務めました。
また、西脇市内では、まちあるきや施設見学などのフィールドワークを行ったほか、授業の成果の発表の場となる研究発表会も実施するなど、受講生たちは、西脇市の現状や課題に対する理解を深め、まちづくりに関する研究・提案を行いました。
平成29年度受講生の皆さん
1.大学での講義
平成29年度の連携授業は4月7日にスタート。
神戸三田キャンパスでは、担当教授による講義のほか、市のまちづくりについて市職員が講義を行い、受講生と活発な意見交換を行いました。
また、6月9日には「都市財政論」と「居住環境論」の合同授業として、片山市長が約250人の学生を前に、西脇ファッション都市構想をはじめとする市のまちづくりについて講演を行い、聴講した学生からは、西脇市の強みや特色を生かしたまちづくりに大いに関心が寄せられました。
市職員の講義
受講生によるワークショップ
片山市長による講演
2.西脇市内でのフィールドワーク
西脇市内でのフィールドワークは、4月15日と6月3日の2回実施しました。
学生たちは、それぞれが設定した研究テーマに基づき、中心市街地のまちあるきや「みらいえ」をはじめとする市内施設の見学などを行い、西脇市の現状や課題、また強みや弱みなどを考察しながら、市のまちづくりに対する理解を深めていきました。
中心市街地のまちあるき(1)
中心市街地のまちあるき(2)
播州織工房館を見学
3.研究発表会
連携授業の集大成となる研究発表会は、7月8日、西脇市生涯学習まちづくりセンター(マナビータ)において開催しました。
受講生たちは、講義やフィールドワークを通して得た知識や気づきなどをもとに、14名が4班に分かれ研究を進め、研究発表会では、市長や市職員らを前に、各班がその内容の発表(プレゼンテーション)を行いました。
受講生は、「教育・文化・スポーツ」、「市街地活性化」、「公共交通」、「観光」をテーマとしてそれぞれプレゼンテーションを実施し、「播州織を生かした愛郷心の向上や、外国人を対象とした体験ツアーの実施」、「将来的なパーソナルモビリティ(個人用移動機器)の活用」、「空き家・空き地を生かしたにぎわいの創出」などのアイデアを提案しました。
片山市長からは、「学生の皆さんがこうやって西脇のことを考えてくれることがとても嬉しい。データや資料の見せ方など非常に参考になる点もあった」と、また担当教授からは、「若者の視点、外部の視点から見た西脇市はこういうイメージだ、ということを理解していただければと思う」と講評があり、参加した市職員からも様々な質問が飛び交いました。
受講生プレゼンテーション(その1)
受講生プレゼンテーション(その2)
担当教授による講評
片山市長による講評
この記事に関するお問い合わせ先
西脇市 市長公室 政策推進課
電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-22-1014(代表)
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更新日:2021年03月31日