関西学院大学との連携授業(平成28年度)

更新日:2021年03月31日

平成28年度から連携授業を実施しています!

 西脇市と関西学院大学は、平成28年3月に包括的な連携協定を締結しました。
 その一環として、平成28年4月から、関西学院大学神戸三田キャンパスでの連携授業を実施しています。

 連携授業は、総合政策学部の「都市財政論」の科目を活用して行い、「西脇市都市経営フィールドワーク」をサブタイトルとして、通常科目として単位が取得できます。
 平成28年度は、春学期の授業として実施し、4月から7月まで、3年生10名・4年生1名の計11名の学生が連携授業を受講しました。

 授業は、講義やフィールドワーク、研究発表などで構成されており、神戸三田キャンパスにおける講義については、教授や西脇市職員に加え、市長もキャンパスに出向いてまちづくりに関する講義を行いました。

 また、西脇市内では、まちあるきや施設見学などのフィールドワークを行ったほか、授業の成果の発表の場となる研究発表会も実施するなど、受講生たちは、西脇市の現状や課題に対する理解を深めるとともに、まちづくりに関する研究・提案を行いました。

平成28年度受講生と教授

平成28年度の授業の様子

 授業は4月8日にスタートし、受講生は、今後の授業の進め方やスケジュールについて説明を受けました。
 4月15日には、市の概要について市職員がキャンパスで講義を行い、22日には西脇市の審議会委員も務める長峯純一・関西学院大学副学長が市の財政について講義を行いました。

 5月13日には、「都市財政論」と「居住環境論」の合同授業形式で、片山市長が約200人の学生を前に、西脇の強みを生かしたまちづくりや重点施策などについて講義を行いました。 

市職員が講義

市職員が西脇市の概要について説明(4月15日)

片山市長の講義

片山市長による講義。市の重点施策などを説明(5月13日)

 西脇市内でのフィールドワークは、5月7日と6月4日の2回実施しました。

 学生たちは、中心市街地のまちあるきや市庁舎など市内施設の見学などを行い、西脇市の現状や課題について考察し、強みや弱み、また今後のまちづくりに関するディスカッションを行うなど市への理解を深めました。

中心市街地のまちあるき

中心市街地のまちあるき(6月4日)

みらいえでのディスカッション

「みらいえ」でのディスカッション(6月4日)

 その後、受講生たちは、「これからの時代に求められる市庁舎のあり方について」をテーマとして、新しい庁舎に求められる機能や役割などを主にソフト面から検討し、7月9日、「みらいえ」での研究発表会において、市職員らを前にその内容のプレゼンテーションを3班に分かれ実施しました。

 プレゼンテーションでは、「市民の活動拠点を内部に設置してまちづくり活動を応援」、「地産地消型レストランを新庁舎内に作って農業振興と雇用を確保」、「新庁舎の内装やまちなかにカラフルな播州織を多用して賑わいを創出」、「周辺にジョギングコースを作って市民の健康づくりを促進」など、次々にユニークなアイデアが披露されました。

 担当教授からは、「市役所を新しい市の象徴にしていこうという思いが受講生みんなに共通していた」、「まちをどう活性化させていくか、その手段として新しい市庁舎があるのだと思う」との講評があり、片山市長からは、「新庁舎の建設が新しい西脇市の幕開けとなるよう、発表内容を大いに参考にしたい」とのコメントがありました。

 市では、今後もこのような学生たちのアイデアを市政に生かしていきたいと考えています。

プレゼン

受講生プレゼンテーション(その1)

プレゼン

受講生プレゼンテーション(その2)

プレゼン

受講生プレゼンテーション(その3)

プレゼン

片山市長から受講生に対して激励のコメント

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西脇市 市長公室 政策推進課

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