農醸プロジェクト

更新日:2024年03月08日

農醸プロジェクト 「酒米作り~日本酒醸造-日本酒で学生の夢を醸す-」

西脇市が包括的な連携協定を結ぶ株式会社萬乗醸造の黒田庄酒蔵(黒田庄町門柳)で令和6年2月7日「農醸(のうじょう)プロジェクト」が行われ、大学で醸造を学ぶ学生3人が参加しました。

農醸とは「農業」と「醸造」を組み合わせた造語。プロジェクトは同社の酒蔵に市内外から研修生を受け入れ、酒米・山田錦の栽培や日本酒の醸造を座学と実習で学ぶもので、市は同社と連携して市の農業振興や農業と醸造の人材育成などを目指します。

萬乗醸造は平成22年に西脇市で酒米・山田錦の栽培を開始。令和2年2月には、黒田庄町門柳に酒蔵を建設し、西脇市内で酒米の栽培から日本酒の醸造までの工程を一貫して行っています。

プロジェクト4年目の令和5年度は、東京農業大学で醸造を学ぶ学生3人が参加し、日本酒の歴史や醸造の工程、山田錦を核とした循環型農業を、座学と実習で学びました。研修終了後は農業アンバサダーとして西脇市の農業の魅力をSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)等で発信する役割を担います。

今後も西脇市は同社とともに、農業や醸造の体験をきっかけとした関係人口の増加や人材育成、地域コミュニティの醸成などを通して、農業の魅力発信に取り組みます。

農醸プロジェクトの様子

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市役所 産業活力再生部 農林振興課

電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-22-6987
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