西脇小学校(旧西脇尋常高等小学校)が国重要文化財に指定
令和3年8月2日の官報告示により、西脇市立西脇小学校(旧西脇尋常高等小学校)の木造校舎3棟及び付属建物が国の重要文化財(建造物)に指定されました。同校舎は、昭和初期の木造学校建築の典型的な姿を良好に維持する現役の校舎として、高い歴史的価値を有していると評価されました。
西脇市では初の国指定重要文化財であり、現役小学校校舎が国指定重要文化財となるのは全国で3例目、兵庫県内では初めての指定です。
指定された文化財
指定名称
旧西脇尋常高等小学校 1件(3棟)
第一校舎【昭和9年(1934年)】
第二校舎【昭和12年(1937年)】
第三校舎【昭和12年(1937年)】
附:東便所、西便所、東渡廊下、西渡廊下各1棟、中央渡廊下2棟、正門1所
指定基準
歴史的に価値の高いもの
概要
旧西脇尋常高等小学校の校舎は、西脇市街北の高台に校地を構える西脇市立西脇小学校として現在も使用されている。
昭和9年から昭和12年に建設された木造二階建ての校舎3棟を並列に配置し、設計は地元の設計家・内藤克雄で、簡潔ながら上品な洋風基調な外観である。
保存改修工事で耐震補強やバリアフリー化などの機能強化も実施しており、同校舎は昭和初期の木造学校建築の典型的な姿を良好に維持する現役の校舎として、高い歴史的価値を有している。
注意:校舎は現役で使用しています。見学はご遠慮ください。
小学校全景(南東から)【撮影:足立裕司】
第一校舎東階段【撮影:足立裕司】
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この記事に関するお問い合わせ先
西脇市教育委員会 教育管理部 教育総務課
電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-23-8844
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更新日:2021年11月12日