あなたの食生活を数字でみる会
北播磨地域に住む40歳から74歳までの男女には、特定基本健診で血圧測定値が兵庫県の平均値より高いという健康課題があります。
そこで、血圧を下げるために大切な食生活改善(食塩摂取の減少や野菜の積極的摂取)を啓発するため、加東健康福祉事務所と西脇市、マックスバリュー西脇寺内店、西脇市いずみ会の共催で「あなたの食生活を数字でみる会」を開催しました。
西脇市いずみ会による野菜摂取量の推定値測定、加東健康福祉事務所による汁物の食塩濃度測定と0.8%濃度みそ汁の試飲、お箸を正しく持って大豆を指定の場所に移動させる豆つかみゲームを実施しました。店舗内では、インスタントラーメンに含まれる食塩含有量の比較表を掲示しました。

市内外から55名の参加がありました

兵庫県立大学環境人間学部環境栄養過程に在籍する大学生2名がボランティアで参加しました
ナッジ理論を活用した野菜摂取の啓発

買い物かご底に野菜売り上げランキング表を設置
買い物かご底に野菜の売り上げランキングベスト5(令和6年10月)を設置して、それに気づいた消費者が自然と野菜を購入してもらえる働き掛けをしました。
西脇市いずみ会は、野菜摂取量の推定値測定を実施しました。また、大人1日あたり必要な野菜摂取量350グラムを達成するために、簡単に調理できる野菜レシピを配布しました。
みそ汁の食塩濃度測定及び0.8%みそ汁試飲調査

0.8%みそ汁を試飲して「薄い」「ちょうど良い」「濃い」欄にシールを添付
参加者に、インスタントみそ汁を入れた紙コップを渡して、「美味しい」と感じる濃度までお湯を注いでいただき、その濃度を測定しました。
また、適塩とされる0.8%食塩濃度のみそ汁を試飲していただいたところ、5人に1人が「薄い」と回答されました。
減塩対策の方法として、具たくさんのみそ汁を勧めています。具材を多くすることで、お椀一杯あたりの汁の量が自然と少なくなり、塩分の摂取を抑えられるのと同時に、具材を野菜にするとかさが減り、汁に溶け出した栄養素を同時に摂取も出来ます。
あなたもみそ汁を今一度見直してみませんか。
豆つかみゲーム

お箸を正しく持って大豆を指定の場所に移動させるゲーム

1分間で何粒移動できるか挑戦中
以下は、あなたの食生活を数字でみる会実施時の内容です。
日時
令和6年11月30日(土曜日)11時から13時まで
場所
マックスバリュ西脇寺内店屋外スペース
参加費
無料
イベント内容
汁物の食塩濃度を測定(あなたの味付けは濃い?薄い?)
管理栄養士が市販の即席みそ汁を使ってあなたの味覚をチェックします。
さらに、ご家庭の味噌汁やスープ約50ミリリットルをご持参いただくと、その場で食塩濃度を測定します。
手のひらで野菜摂取量の推定値測定(意識して野菜を食べていますか?)
西脇市いずみ会が野菜摂取量の推定値測定を行います。
手のひらの皮膚を専用測定器に約30秒乗せて、直近2~4週間前の野菜摂取量を推定するものです。野菜を積極的に摂取すると、野菜摂取量の推定値が増加し、健康づくりに反映されます。
また、緑黄色野菜を使った簡単料理のレシピ配付、野菜350グラムの展示も行います。
豆つかみゲーム(お箸を正しく使えていますか?)
豆つかみゲームは、お箸を正しく使って、1分間に大豆を指定の場所へ何個移動できるか競うゲームです。
インスタントラーメンの食塩含有量を知ろう
インスタントラーメンに含まれる食塩量を分かりやすく数字で知れるコーナーを設置しています。
関連サイト
この記事に関するお問い合わせ先
西脇市役所 くらし安心部 健幸都市推進課
電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-23-5219
問い合わせフォーム
更新日:2024年12月27日