第29回スマートウエルネスシティ首長研究会(健幸フォーラム)
「健幸都市」の実現を求めて
スマートウエルネスシティ首長研究会とは
「スマートウエルネスシティ(SWC)首長研究会」は、超高齢社会や人口減社会によって生じるさまざまな社会課題を自治体自ら克服するため、危機感を共有する首長が集結した研究会の名称です。「健幸」をこれからのまちづくりの基本に据えた政策を連携しながら実行することで、最新の科学技術や科学的根拠に基づく持続可能な新しい都市モデル「Smart Wellness City(スマートウエルネスシティ)」の構築を目指す宣言のもと、平成21年11月に発足しました。
同研究会では、最新の健康に関する知見やまちづくりの実践を学ぶため、半年ごとに全国各地でフォーラムを開催されています。
西脇市で全国規模の研究会を開催
第29回目となるSWC首長研究会フォーラムが、西脇市のオリナスホールで令和5年10月25日~26日の2日間にかけて開催され、全国47の自治体や大学、企業などから延べ211名の方々が参加しました。
片山市長は、開催地首長として、本市の「健幸都市・にしわき」の実現に向けた取り組みについて講演。
市民と医師会等が一体となって地域医療のために取り組んだ15年間の市民活動を振り返ったほか、その活動が、医師会館と市役所・文化ホールとの複合施設としてオリナスの整備に結実したこと、そして、健幸運動教室Ni-Coなどの最近の取組成果について発表しました。
西脇市多可郡医師会の村上典正会長と西脇病院の岩井正秀院長を招いたトークセッションでは、15年前からの地域医療の取り組みについて振り返りました。
市民、地元医師会、市立病院、行政、議会が一体となって繰り広げた活動について、会場では熱心にメモを取る姿が見られました。
パネルディスカッションの様子。
各界をリードする先生方による発表に続いて、活発な議論が交わされました。
西脇市では、今後も、ハード整備とソフト事業を組み合わせて「誰もが自ずと健康になるまちづくり」を進めていきます。
地場産品販売ブース
市民交流施設あつまるスタジオでは、播州織をはじめとする地場産品の販売ブースを設置。
播州織製品を中心として、本市の誇る特産品を全国の自治体首長をはじめとする皆さんにアピールしました。中には購入した播州織のストールを身に着けて研究会に参加された方も。
また、別の会合では、地元企業の協賛で健康関連商品の試食・試飲が行われました。
エクスカーション(市内視察)
大阪万博ひょうごフィールドパビリオンアンバサダーの玉木新雌さんによる取組説明
2日間に及び開催された研究会の終了後は、希望者のみ市内視察を行うのが首長研究会のルール。
本市では、SDGsの取り組みを進める地元企業の「tamaki niime」様を20余名が視察し、多彩に織り上がっていく播州織製品の数々に感嘆の声を上げていました。
この記事に関するお問い合わせ先
西脇市役所 くらし安心部 健幸都市推進課
電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-23-5219
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更新日:2023年11月01日