麻しん(はしか)に注意しましょう

更新日:2024年03月30日

麻しん(はしか)が海外で流行しています。国内でも首都圏を中心に報告数が多くなっています。

 

麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる感染症で、感染力は非常に強く、手洗いやマスクだけでは予防できません。免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症すると言われており、日頃から麻しんの予防接種を受けていることが最も有効な予防法です。

症状について

感染すると約10日間の潜伏期間のあと発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。
2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が顔や全身に出現します。 

ワクチン接種について

麻しん含有ワクチン(一般的には、麻しん風しん混合ワクチン)を接種することで、95%程度の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。
また、2回の接種を受けることで1回の接種では免疫が付かなかった方の多くに免疫をつけることができます。

定期接種対象者(1歳児および幼稚園児またはこども園等の5歳児)、海外渡航を計画している方は、予防接種が済んでいるかご確認ください。

妊娠中の方へ

妊娠中に麻しんにかかると流産や早産を起こす可能性があります。
妊娠中の方は、ワクチン接種を受けることができませんので、外出を避け、人込みに近づかないようにするなどの注意が必要です。
また、同居家族の中に麻しんにかかる可能性の高い方(麻しんの感染歴がなく、ワクチンの2回接種が明らかでない方など)がいる場合はワクチン接種等の対応について、かかりつけの医師にご相談ください。

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市役所 くらし安心部 健幸都市推進課

電話:0795-22-3111(代表)
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