帯状疱疹に注意しましょう

更新日:2023年10月20日

帯状疱疹とは

水ぶくれを伴う赤い斑点が体の左右どちらかに、帯状に出る皮膚の疾患です。強い痛みを伴うことが多く、症状は3~4週間ほど継続します。

子どもの頃に水痘(みずぼうそう)にかかると、水痘・帯状疱疹ウイルスが体の中で長期間潜伏感染し、加齢や疲労によって免疫が低下した際などに「帯状疱疹」として発症します。また、皮膚症状が治った後も、長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)になる可能性があります。

原因となる水痘・帯状疱疹ウイルスに対しては、成人の9割以上が抗体を持っていることから、既にほとんどの人が感染していると考えられ、誰もが帯状疱疹を発症するリスクがあります。

帯状疱疹になってしまったら

帯状疱疹は早期発見・早期治療が非常に重要です。

体の片側にズキズキ、ピリピリした痛みを感じたり、その部位に発疹が現れたりするようであれば、できるだけ早く受診しましょう。

帯状疱疹の予防

免疫力を高める

帯状疱疹は免疫力の低下がきっかけとなって発症します。そのため、日頃から体調管理に努め、免疫力を高めることが非常に重要です。

バランスのとれた食事、十分な睡眠、適度な運動など、できるだけ健康的な日常を保つことで、ストレスを減らし、免疫力を低下させないように心がけましょう。

予防接種(任意予防接種)

50歳以上の人または帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上(注釈1)の人は、帯状疱疹ワクチンを接種することができます。ワクチン接種により、発症率を抑えたり、発症時に重症化しにくくなったりするといわれています。

任意予防接種(予防接種法の対象外)のため、全額自己負担となります。

接種を希望する人は、かかりつけ医等へご相談ください。

(注釈1)
令和5年6月から接種対象者が拡大しています。「帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる」者とは、疾病または治療により免疫不全である者、免疫機能が低下した者、免疫機能が低下する可能性がある者又は医師が接種を必要と認めた者とされています(「シングリックス筋注用」添付文書から引用)。

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市役所 くらし安心部 健幸都市推進課

電話:0795-22-3111(代表)
​​​​​​​ファックス:0795-23-5219
問い合わせフォーム