熱中症を予防しましょう
熱中症とは高温多湿な環境下で体内の水分や塩分バランスが崩れて体温調節機能が働かないことから、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状が起こる病気です。
急に暑くなった時や久しぶりに暑い環境で活動した時には、体温調整が上手くいかず、熱中症で倒れる人が多くなっています。ご注意ください。
車いすの方やこどもは、地面に近いため、大人以上に暑い環境にいます。また、高齢になると、暑さや水分不足に対する感覚が鈍くなり、発汗等で体から熱を逃す機能が低下しているので特に注意が必要です。
熱中症警戒アラート
熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境になると予想される日の前日夕方または当日早朝に都道府県ごとに発表されます。
また、広域的に過去に例のない危険な暑さ等により、熱中症救急搬送者数の大量発生を招き、医療の提供に支障が生じるようなおそれがある場合には「熱中症特別警戒アラート」が発表されます。
発表されている日は、外出を控える、エアコンを使用する等の、熱中症予防行動を積極的にとりましょう。
熱中症特別警戒アラートチラシ(環境省) (PDFファイル: 817.0KB)
熱中症を予防する(ポイント)
暑さを避けましょう
- 感染症予防のため、換気扇や窓開放によって換気をしつつ、エアコンの温度設定をこまめに調整しましょう。
- 涼しい服装で過ごし、外出時には日傘や帽子を使いましょう。また、天気予報や「暑さ指数(WBGT)」を参考に、暑い日や時間帯を避け、無理のない範囲で活動しましょう。
- 遮光カーテン、すだれ、打ち水など工夫しましょう。
- 少しでも体調に異変を感じたら、涼しい場所に移動し水分補給してください(急に暑くなった日や、久しぶりに暑い環境で身体を動かす際には特に注意が必要です)。
- 無理な節電をせずに、エアコンや扇風機を使いましょう。
こまめに水分補給をしましょう
- 1日1.2リットルを目安に、のどが渇く前に水分補給しましょう。
- 大量に汗をかいた時は、塩分補給もしましょう。
日頃から健康管理をしましょう
- 日頃から体温測定、健康チェックをしましょう。
- 体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養しましょう。
暑さに備えた体力づくり
暑くなり始めの時期から、適度に運動(「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で、毎日30分程度)を心掛け、身体が暑さになれるようにしましょう(暑熱順化)。
水分補給を忘れずに、無理のない範囲で実施してください。
周囲の方からの積極的な声掛けで予防する
3密(密集、密接、密閉)を避けつつも、熱中症になりやすい高齢者、幼児、障害者(車いすの方)への目配り、声掛けをするようにしましょう。
災害時の避難生活・片付け作業時の熱中症予防
災害時には、慣れない環境や作業で熱中症のリスクが高くなるので、お互いに声をかけながら、十分に注意しましょう。
避難生活における注意点
被災や避難生活に伴う疲労、体調不良、栄養不足等により、熱中症のリスクが高くなる可能性があります。避難生活では普段以上に体調管理を心掛けましょう。
停電が長引く可能性がある場合、特に高齢者、子ども、障害者の方々は、冷房設備が稼働している避難所への避難を検討しましょう。
(注意1)やむを得ず車中泊をする場合、車両は日陰や風通しの良い場所に駐車しましょう。また、車用の断熱シート等も活用しましょう。
(注意2)乳幼児等を車の中で一人にさせないようしましょう。
(注意3)夜間等寝るときはエンジン等をつけたままにすることは避けましょう。
片付け等の作業時の注意点
作業開始前には必ず体調を確認し、体調が悪い場合は作業を行わないようにしましょう。できるだけ2人以上で作業を行い、作業中はお互いの体調を確認するようにしましょう。
暑い時間帯の作業は避けましょう。
休憩・水分補給は、一定時間毎にとるようにしましょう。また、休憩時には、日陰等の涼しい場所を確保しましょう。汗を大量にかいた時は塩分補給も行いましょう。
災害時の熱中症予防~避難生活・片付け作業時の注意点~チラシ(環境省) (PDFファイル: 1.1MB)
関連ページ
在留外国人にむけた熱中症予防周知用リーフレット(外国人技能実習機構(OTIT)ホームページ)
この記事に関するお問い合わせ先
西脇市役所 くらし安心部 健幸都市推進課
電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-23-5219
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更新日:2024年04月24日