兵庫県大規模盛土造成地マップ(西脇市)
近年の大地震では、谷や沢、傾斜地を大規模に埋めた造成地(大規模盛土造成地)で宅地や公共施設等に大きな被害が生じたことから、国では「大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン」が示しました。
西脇市では兵庫県が実施した調査の結果を「大規模盛土造成地マップ」として公表しています(平成27年11月11日公表)。
大規模盛土造成地とは
谷埋め型大規模盛土造成地
谷を埋め立てた造成地で、盛土の面積が3,000平方メートル以上のもの
腹付け型大規模盛土造成地
傾斜地に盛土した造成地で、地山(造成前の原地盤)の勾配が20度以上、かつ、盛土の高さが5m以上のもの
下記のマップは、宅地造成前後の地形図等の比較で抽出した大規模盛土造成地の位置を示したものです。
地震が起きた場合、大規模盛土造成地が必ずしも危険というわけではありません。地下水の処理と盛土の締め固めが適切に行われている場合は安全であると考えられます。
兵庫県大規模盛土造成地マップ(西脇市) (PDFファイル: 3.1MB)
更新日:2021年03月31日