国道175号の整備促進
一般国道175号は、明石市から神戸市、西脇市など播磨内陸諸都市、丹波市などを経て、京都府舞鶴市に至る総延長約129キロメートルの主要幹線道路です。
播磨海臨工業地帯と日本海側の重要港湾である舞鶴港を南北に結ぶとともに中国縦貫自動車道・山陽自動車道や北近畿豊岡自動車道などの幹線道路を相互に結ぶ骨格路線として重要な役割を果たしています。
高規格道路「東播丹波連絡道路」
国道175号のうち、中国自動車道滝野社インターチェンジから北近畿豊岡自動車道氷上インターチェンジ付近までの区間(約30キロメートル)は「東播丹波連絡道路」として、「高規格道路」に位置付けられています。
東播丹波連絡道路は兵庫県の基幹道路八連携軸にも位置付けられており、「地域産業の活性化」、「交流の拡大」、「緊急輸送機能の確保」、「交通安全の向上」などの様々な役割を担う基幹道路ネットワークを構成する道路として計画的に整備が進められています。
【高規格道路とは】
高規格道路は、人流・物流の円滑化や活性化によって日本の経済活動を支えるとともに、激甚化、頻発化、広域化する災害からの迅速な復旧・復興を図るため、主要な都市や重要な空港・港湾を連絡するなど、高速自動車国道を含め、これと一体となって機能する、もしくはこれらを補完して機能する広域的な道路ネットワークを構成する道路のこと。また、地域の実情や将来像(概ね 20~30年後)に照らした事業の重要性・緊急性や、地域の活性化や大都市圏の機能向上等の施策との関連性が高く、十分な効果が期待できる道路で、求められるサービス速度が概ね 60km/h以上の道路。
(参考)外部リンク:「基幹道路八連携軸について」兵庫県ホームページ
整備状況について
西脇北バイパス
「東播丹波連絡道路」のうち、現在、西脇北バイパス(5.2キロメートル)が整備中であり、そのうち大伏ランプから寺内ランプ(2.1キロメートル)が、令和2年3月14日から2車線で供用開始しています。引き続き、全区間開通に向けた整備が進んでいます。
西脇北バイパス概要
昭和60年度~平成8年度 平成8年10月 平成9年度 平成10年6月 平成10年6月 平成10年7月 平成10年12月 平成12年度 平成18年度 令和2年3月
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調査 ルート承認 事業化 環境影響評価書手続き完了 地域高規格道路に指定 都市計画決定 地域高規格道路の整備区間に指定 用地着手 工事着手 寺内ランプ~大伏ランプ L=2.1キロメートル 4分の2車線開通 |
計画区間 |
自・西脇市下戸田 至・西脇市黒田庄町大伏 |
構造規格 |
第3種第1級 |
設計速度 |
80キロメートル//h |
延長・車線数 |
L=5.2キロメートル、4車線 |
(参考)外部リンク:「西脇北バイパス」近畿地方整備局兵庫国道事務所ホームページ
整備の進む西脇北バイパス津万高架橋
寺内ランプ~大伏ランプ間の部分開通を記念して行われた開通プレイベントの様子(令和2年2月)
寺内ランプ~大伏ランプ間が開通・供用開始(令和2年3月)
西脇市黒田庄町から丹波市氷上地域まで(調査中区間)
西脇市黒田庄町大伏から丹波市氷上地域までの残る約17キロメートルも、西脇北バイパスの整備に続いての早期事業化を目指しています。
この記事に関するお問い合わせ先
西脇市 建設水道部 国県事業推進室
電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-22-1014(代表)
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更新日:2024年03月30日