天満神社(黒田庄町喜多)
天満宮の祭神は菅原道真公で、延享元年(1744年)に京都から移されましたといわれていますが、延宝5年(1677年)の検地帳に「氏神天神境内」とあり、勧請されたのはそれ以前と考えられます。
地元では「天神さん」と呼ばれ、参道入口には、5メートルを超える2基の燈籠があり、約50メートルほどの参道を進むと境内の入口となります。数段の石の階段を上がり、2基の燈籠と木製の鳥居を抜けると、木立に囲まれた境内が北に向かって続き、正面奥には本殿があります。境内は舞台や随身門、小宮などがあり、九州の大宰府のものを模した珍しい石積み土塀もあります。
永い年月が経った今でも、色彩、彫刻共に鮮やかであり、貴重な文化財として信仰を集めています。
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更新日:2021年03月31日