荒神社（鹿野町）
村落や氏族などの守護神として祀られるようになった荒神。巨樹の下に祭られることも多く、鹿野町の荒神さんも、荒神の森と呼ばれる森の中に祀られています。
この森の中にひときわ高くそびえるのが、平成16年に兵庫県の天然記念物に指定されたムクノキです。胸高周囲650センチメートル、樹高26メートル、推定樹齢650年の巨木で、兵庫県下では第4位の幹周りがあります。
荒神の森は時代とともに狭くなり、かつてのシンボルであった、イチイガシもなくなりましたが、現在も、樹齢100年を数えるカゴノキやツガ、クロガネモチ、ケヤキ、ヒノキなどの大きな木が、夏の強い日差しを遮るように茂っています。
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更新日：2021年03月31日