4月から西脇市の公共交通が変わります
西脇市では、今後さらに高齢化が進み、自動車を運転できない人が増えることを見込んでいます。そのため、日常生活における移動を支える公共交通の重要性は、ますます高くなってきています。
しかしながら、自宅が駅やバス停から離れていて、鉄道やバスなどの公共交通の利用が難しい地域があります。また、令和3年4月の市庁舎・市民交流施設の移転に合わせて、現在のコミュニティバスの路線網を見直す必要があります。
これらの課題を踏まえ、公共交通の利便性を向上させるとともに、公共交通空白地域を解消するため、令和3年4月に市内の公共交通網を再編します。
公共交通再編の概要
コミュニティバスの見直し
コミュニティバスを下記のとおり見直します。
令和3年3月末まで
- 3路線のバスを運行します。
名称 |
概要 |
---|---|
しばざくら号 |
市街地内を運行 |
おりひめバス |
比延地区から西脇市駅までを運行 |
つくしバス |
主に黒田庄地区、津万地区を運行 |
令和3年4月から
- しばざくら号の名称と運行内容を変更します。
- おりひめバスを減便します。
- つくしバスを廃止します。
名称 |
概要 |
---|---|
ループバス「めぐリン」 |
市街地内をワゴン車(乗客12人乗り)2台で双方向(時計回り・反時計回り)に循環運行。 土曜日も運行 |
おりひめバス |
朝夕の便を残し、昼間を減便 |
つくしバス |
廃止 |
ループバス「めぐリン」ルート案(PDFファイル:4.9MB)
ループバス「めぐリン」時刻表案(PDFファイル:517.5KB)
乗合タクシー「むすブン」を運行
公共交通空白地を解消するため、乗合タクシー「むすブン」を運行します。おりひめバス、つくしバスの減便・廃止の影響を受ける方については、ぜひ「むすブン」をご利用ください。
乗合タクシー「むすブン」とは
乗車したい場所と行きたい場所を、事前に電話で予約することで、自宅付近などの指定場所まで車が迎えに来て、目的地まで送迎します。
- バスのように複数人(乗客定員4人)で同じ車両に乗って、各利用者の目的地まで順番に移動します。
- 利用できるのは、市内から市内への移動のみです。
- 料金は65歳以上、障害のある方、小学生200円、中学生以上64歳以下400円です(回数券あり。20乗車5,000円)。
乗合タクシー「むすブン」を利用するには、事前に利用登録申込が必要です。「利用登録申込書」に必要事項を記入し、提出してください。
「むすブン」利用登録申込書(PDFファイル:503.1KB)
コミュニティバス、路線バスの市内間乗車を100円に
- コミュニティバスの料金を、乗車区間に関わらずどなたでも1乗車100円とします。
- 路線バスの料金を、市内間の乗車でニコパカード利用時に限り、1乗車100円(小児50円)とします。対象となるのは、西脇市内を走る全ての路線(ハイウェイバスを除く。)です。
更新日:2020年12月28日