西脇市土地開発公社の解散及び清算結了について

　平成26年9月26日、西脇市議会において西脇市土地開発公社の解散に係る議案が可決され、同年11月17日に兵庫県の認可を受けて解散しました。
　解散後は清算業務を行い、平成27年3月2日に残余財産を西脇市に引き渡し、同年3月11日に清算結了登記を行いました。

　西脇市土地開発公社は、昭和48年に設立以来、公共事業に必要な道路用地等を、土地が値上がりする前に、金融機関からの借入金により、市に代わって先行取得するなど大きな役割を果たしてきました。
　しかしながら、バブル経済の崩壊以降、景気の低迷、地価の下落に伴い、先行取得の必要性が薄れるとともに、早期の事業化が困難な状況も発生し、その結果、土地開発公社が長期間保有する土地が増えてきました。
　このような状況の中、市としましては、事業化を進めるとともに、土地開発公社の解散に向け、財政状況を勘案しながら積極的に買戻しを行い、平成25年度末をもって土地開発公社の保有地がゼロとなり解散への準備が整ったことから解散する運びとなりました。