令和5(2023)年度教養講座生等人権学習会
第3回教養講座生等人権学習会
令和6(2024)年2月15日(木曜日)、上野会館において「令和5(2023)年度第3教養講座生等人権学習会」を開催しました。
学習会では、西脇市まちづくり課人権室長より、人権尊重の社会づくりを目指した「西脇市人権教育及び啓発に関する総合指針(改定)」についての目的や役割等の説明をしてもらいました。
西脇市人権教育及び啓発に関する総合推進指針(改定)
人権尊重の社会づくりを目指して!
Q1.「総合推進指針」ってなんですか?
A1.人権が尊重される社会づくりに向け、基本的な方向性を示す(道しるべ)ものです。
Q2.なぜ指針は改定されたのですか?
A2.人権をめぐる状況が、インターネットの普及・新型コロナウイルスに係る誹謗中傷・性的指向・自認等など指針策定当時から大きく変化し、新たな人権課題が発生していて、こうした社会の変化に対応する必要があったからです。
個別の人権課題にかかる施策の推進
【障害のある人】障害のある人の「社会参加と生きがいづくり」「共に暮らせる地域づくり」の達成
【子ども】子どもたちの人権が尊重され、夢を持って笑顔で健やかに育つことができるよう、子どもの権利についての正しい理解と認識を深める取組
【女性】性別にとらわれず、社会のあらゆる分野に対等に参画し、その個性と能力を十分に発揮することのできる男女共同参画社会の実現
【部落差別(同和問題)】部落差別に関する正しい理解と認識を深め、偏見と差別意識の解消のための取組
【性的指向・性自認】性的指向や性自認は様々であることを認識することで、偏見や差別を解消し、多様な生き方や価値観を認め合い、共生社会を築こうとする機運を高める取組
【インターネットによる人権侵害】インターネットによる情報の送受信やプライバシーの保護に関する正しい知識を身に付けるための啓発活動、情報モラル教育、インターネットモニタリング等の取組
【高齢者】誰もが、住みなれた地域で共に支え合いながら、高齢者が自立して、自分らしく安心して暮らしていける社会の実現
【働く人と職場】対話や気付きを大切にし、様々な機会を捉えて人権意識の高揚を図り、一人ひとりの人権を大切にした働きやすい職場づくりの取組
【外国人】国籍や民族、文化の違いにかかわらず、互いを理解し、共に地域社会を支える主体となる、活力ある多文化共生社会に向けた取組
【感染者等】感染症患者等の人権を尊重し、偏見や差別を解消していくことが重要であることから、正しい知識を広める教育や啓発活動の充実
【様々な人権課題】多様化、複雑化する傾向にある課題についても、その解消に向け、関係機関と連携していく取組
- 「西脇市人権教育及び啓発に関する総合指針(改定)」は上野会館でも閲覧することができます。概要版につきましては、ご自由に持ち帰っていただけます。
その後、人権啓発ビデオ「大切なひと」ネット社会における部落差別と人権を鑑賞し、思い込みや偏見に気づき、無意識のうちに人を傷つけていないかという意識をもつことの大切さを学ぶことができました。
第2回教養講座生等人権学習会
令和5(2023)年11月29日(水曜日)、「第2回教養講座生等人権学習会」を開催しました。
学習会は、「毎日野菜を食べていますか?」~手のひらでわかるあなたの野菜摂取量!~と題して、西脇市健幸都市推進課の職員に指導していただきました。
ベジチェックで測ろう!
手のひらを数十秒あてるだけで、野菜摂取量が測定できました。
西脇市の測定結果の平均値は!
- 野菜摂取レベル5.0グラム~6.0グラムで、野菜摂取量に換算すると約175グラム~250グラム
大人1人一日あたり350グラムを摂取するのが目標量だそうですよ。
生なら両手いっぱい、加熱されたものなら片手に載るくらいの野菜を食べるようにするとよいそうです!
なぜ、野菜が大事なのか考えてみよう!
色が濃い緑黄色野菜には、βカロテンやリコピンなどが多く含まれています。
メリットは!
- 抗酸化作用
- 紫外線から細胞・皮膚・目を守る
- 動脈硬化や肥満等の生活習慣病予防になる
イキイキと元気で生活するために!
- に にっこり笑顔で楽しく食事を
- し 主食・主菜・副菜をそろえよう
- わ 脇役料理を食べよう(汁物・副菜)
- き きちんと3回の食事をとろう
栄養・運動・社会参加の三つをそろえて、介護など必要とせず自立した生活を送りたいですね。
第1回教養講座生等人権学習会
令和5(2023)年7月20日(木曜日)、上野会館で「第1回教養講座生等人権学習会」を開催しました。
学習会は、「知っておきたいAEDと心肺蘇生法」~大切な命を守るために~と題して救急ボランティア勇気の皆さんに救命講習をしていただきました。
救急車が来るまでの間、誰も手当をしないと、傷病者の死亡率は高くなります。一般市民ができる早期認識と通報、一次救命処置が、最も重要な救命となります。
救命のリレーが一つの生命を救います。
『意識確認をし、反応がなければ大声で助けを求める』
反応を確認する
- 呼びかけ反応…「わかりますか?」
- 痛み刺激反応…肩を軽くたたく「わかりますか?」
反応がなければ直ちに大声で助けを求める
- 「誰か来てください。人が倒れています。」
- 「あなたは119番通報してください。」
- 「あなたはAEDを持って来てください。」
『呼吸の観察で、心肺停止と判断したら直ちに胸骨圧迫(心臓マッサージ)を開始する』
呼吸をみる・胸骨圧迫を行う
- 胸と腹部の動きをみて動いていなければ呼吸が止まっていると判断する
- 心停止と判断したら直ちに胸骨圧迫を開始する
- 心臓の位置は胸骨の下半分胸の真ん中で位置が確認できたら、一方の手のひらを当て、その上にもう一方の手を重ねておく(重ねた手の指を組むとよい)
- 垂直に体重が加わるように両肘をまっすぐ伸ばし、肩が圧迫部位の真上になるような姿勢をとります
- 強く(約5センチメートルまで、6センチメートルを超えない)・速く・可能な限り絶え間なく
『早期のAEDの使用』
AEDの早期の使用が救命率をあげる
- AEDは心臓の動きを自動的に調べるので音声メッセージに従う
- 電極パッドを張り付けると自動的に解析が始まる
- 電気ショックが必要と判断すると自動的に充電する
- 電気ショックが必要なしと判断すると作動しないので安全である
- 通電(ショック)操作は、使用者がボタンを押す
もしも、目の前で人が倒れたら…あなたは勇気をもって応急手当ができますか?
尊い命を救うためには、いざという時に必要な行動がとれるよう講習を受けるなど知識をもっておくことが重要になります。
この記事に関するお問い合わせ先
西脇市立隣保館上野会館
〒677-0044
西脇市上野243
電話:0795-23-3451
ファックス:0795-23-3451
問い合わせフォーム
更新日:2024年03月15日