西脇市参画と協働のまちづくりガイドライン
「西脇市参画と協働のまちづくりガイドライン」は、市民のまちづくりや市政への参画システムの構築を目指すもので、「参画と協働」の位置付けや定義、具体的な手法などをまとめることにより、様々な事業を実施する際の参考とし、「参画と協働のまちづくり」を重点的・実践的に実施するために、市民と行政の双方が共有する指針となるものです。
まちづくりを取り巻く状況
地震などの大きな災害が発生したとき、行政の力には限界があります。実際に阪神淡路大震災や東日本大震災の際には、行政機能が著しく低下したため、市民同士の助けあいや市民活動団体などの活動が被災者の支援などに大きな力を発揮しました。
このようなことから、これまでの行政主導によるまちづくりから、参画と協働によるまちづくりの必要性が強く認識されるようになりました。
また、まちづくりを取り巻く状況として、次のようなことが考えられます。
- 少子高齢化・人口減少
- 地域コミュニティの機能低下
- 市民活動の活性化
- ライフスタイル・価値観の多様化
参画(参加)
参画の定義
参画とは、市民が市の政策の課題発見、解決策の立案、実施、評価及び見直しの各段階に自主的・主体的に関わることをいいます。また、地域コミュニティや市民活動団体などに自主的・主体的に関わることも含みます。
参画の手法と特徴、留意点
市民の意見を市政に反映させるための市民参画には様々な手法があり、主に次のようなものがあります。また、ICTなどを活用した意見聴取など、社会環境の変化を踏まえた新たな参画の手法についても調査・研究していく必要があります。
- 市民意見提出手続(パブリック・コメント)
- 住民説明会
- 審議会・協議会・検討委員会など
- タウンミーティング(まちかどミーティング)
- ワークショップ
- 無作為抽出による市民討議
- 広聴
- 政策提案
- 住民投票
ワークショップによる討議
参加者による意見の書き出し
協働
協働の定義
協働とは、市民、市民活動団体(地域コミュニティ、市民グループ、NPO法人など)、事業者、市などの多様な主体が、目的を共有し、一緒になって、自分たちのまちを住みよく、暮らしやすくするため、知恵を出しあい、協力して、まちづくりに取り組んでいくことをいいます。
協働の主体
自分たちのまちを住みよく、暮らしやすくするためには、以下の主体がそれぞれの長所や特性を発揮することが重要です。多様な主体が協働することによって、きめ細かく、質の高いサービスの提供が期待できるとともに、地域や市の課題解決につながります。
- 市民
- 市民活動団体
- 事業者
- 市
協働の手法、特徴、留意点
協働により行う事業には、主に次のような手法が考えられます。事業の目的や内容、期待される効果、相手の特性によって最もふさわしい手法を選択することが大切です。
- 補助
- 後援
- 共催
- 実行委員会
- 事業協力
- 協働型委託
- 情報提供・情報共有
地区まちづくり実践補助事業
(地元高校生による壁面アート)
まちづくり活動報告会
参画と協働のまちづくりを進める基本的な方向
参画と協働のまちづくりを推進するためには、参画と協働についての理解を深め、推進するための制度や環境づくりが必要となります。それぞれの活動主体においても、これまで以上にまちづくりに関心を持ち、主体的に活動していくことが求められるとともに、市においても、各主体における活動を促進できるよう、まちづくりに関する情報を積極的に提供し、参画と協働に対する認識を深めていく必要があります。
このような観点から、参画と協働のまちづくりを推進するための5つの基本的な方向を次のように定め、それぞれに沿った具体的な取組を進めていきます。
ガイドラインの推進に向けて
協働を進める上での原則
協働の担い手には様々な主体がありますが、その構成員や組織の形、活動の目的、意思決定の方法などは異なります。
そうした様々な主体が協働の場面に臨む際の共通の原則は、次のとおりになります。
- 目的共有
- 対等な関係性(パートナーシップ)
- 相互理解・自主性尊重(それぞれの立場を尊重)
- 自立化志向(自立した組織へ)
- 相互変革(自分たちで変わっていく)
- 情報公開(共有)・透明性(情報の共有は協働の基本)
- 補完性・相乗効果
- 評価・見直し
協働の主体の役割と得られる効果
協働を進めていくためには、担い手がそれぞれの特性を発揮していくこと、それぞれがその役割を認識することが大切です。
市民
【役割】
一人ひとりが地域に関心を持ち、地域活動(自治会活動など)に自発的に参加することが大切です。あわせて、自分の個性を発揮し、ボランティアなどへの積極的な参加が必要になります。
【効果】
地域課題を自らが解決することにより自治意識が向上します。
地域コミュニティ
【役割】
少子高齢化や生活様式の多様化などを踏まえ、市民が参加しやすい組織づくりに努め、市民同士の交流を図るとともに、地域の課題を自ら探し、その解決に向けて自ら考え、行動していくことが大切です。
【効果】
地縁組織の活性化が図れ、地域づくりの更なる中心的役割を担うことができます。
市民活動団体
【役割】
今行われている活動を大切に育み、自らの活動情報を積極的に発信し、多くの市民を巻き込みながら活動の輪を広げることが大切です。
【効果】
市民活動団体に求められる役割を果たすことによって、活動機会が増加し、活動成果を出すことにより信頼性が高まり、市民活動団体の使命の実現につなげることができます。
事業者
【役割】
地域の一員であることを自覚し、地域や市民の活動に対し、持っている情報や技術などを提供し、人的支援や資金支援などを通じて積極的にまちづくりに参加することが期待されます。
【効果】
社会貢献の意欲を生かせる機会が増加し、地域との結び付きが強化されます。
市
【役割】
市民や市民活動団体などの動向を的確に捉え、行政情報などを提供しながら市民との一体感を形成することが必要です。
【効果】
市民ニーズに沿った公共サービスの提供が可能となり、市民主体のまちづくりにつなげることができます。
推進体制
西脇市参画と協働のまちづくりガイドライン
西脇市参画と協働のまちづくりガイドライン (PDFファイル: 2.3MB)
西脇市参画と協働のまちづくりガイドライン概要版 (PDFファイル: 895.5KB)
市民主体のまちづくり啓発リーフレット「まちづくりのとびらをあけてみたら」
「参画と協働」の前段階となる、まちづくり活動に携わるきっかけになるような啓発リーフレット「まちづくりのとびらをあけてみたら」を作成しました。
まずは、皆さんが住んでいる地域のことを知ることから始めましょう。
この記事に関するお問い合わせ先
西脇市 都市経営部 まちづくり課
電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-22-1014(代表)
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更新日:2025年03月27日