現状と課題

更新日:2021年03月31日

西脇市の現状

 西脇市の中心市街地は、明治末期から大正初期にかけての耕地整理によって街区の原形ができあがり、昭和初期に概ね現在のまちの形態が整いました。明治時代には杉原川沿いの集落でしたが、飛田安兵衛翁が京都の西陣からその技術を導入した播州織が、先人たちの先進性によってほかの地域よりもいち早く工場化された後、飛躍的な発展を遂げ、その発展とともに西脇市は北播磨の商都として隆盛を極めました。

西脇市の位置
 西脇市は、中国山地の東端付近、兵庫県のほぼ中央にあり、面積132.44㎢、市内で東経135度、北緯35度が交差する「日本のへそ」に位置します。

人口の状況
 西脇市の人口のピークは昭和35年頃で、これ以降は穏やかな減少傾向にあります。全国的な高齢化と少子化の傾向は西脇市においてもみられ高齢化率は平成12年には19.9%(住民基本台帳10月1日)に達しています。

商業の状況
 小売業年間販売額は平成6年をピークに減少傾向にあります。 また、小売商店数は、昭和57年の740店をピークに減少してきており、店舗の大型化がうかがえます。

中心市街地の現状と課題

人口の状況
 中心市街地の人口は20年前に比べて約17%、西脇地区では高齢化率が約26%に達するなど、まちを支える人が少なくなっています。このため、定住人口の増加によるまちの活力の創出と、まちづくりのための人材育成が課題となっています。

市街地の状況
 市街地内をアクセスする道路の不足、住宅地内の狭い道路と密集住宅など、市街地の道路や生活環境の質が低下しています。このため幹線道路整備やまちなみの更新等による、交通アクセスと居住環境の向上が課題となっています。

商業の状況
 西脇地区では20年前と比べて商店数、地場面積、小売業年間販売額の全てが半減、空き店舗が増加するなど中心商業の活力が失われています。このため商業や業務機能の集積によるにぎわいの創出が課題となっています。

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市 都市経営部 まちづくり課

電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-22-1014(代表)
問い合わせフォーム