計画策定の目的

更新日:2021年03月31日

現在の中心市街地は

 西脇市の中心市街地は、かつて商店街を取り巻くように映画館や喫茶店、遊技場、飲食店が建ち並び、播州織を礎に住職一体となった市街地を形成していました。そして誰もが北播磨の商都と呼ばれることに自覚と誇りをもっていました。ところが、社会や商業の仕組みの変化、価値観や生活スタイルの変化などにより、中心市街地は商業が衰退し、人口の減少も著しく、市内で一番高齢化の進むところに変わってしまいました。
 

役割が果たせなくなっています

商業・業務など様々な機能が集まっているため、住民や事業者にまとまったサービスが提供できること。
・店舗、病院などの施設が身近にあることから、高齢者などにも暮らしやすい生活環境が提供できること。
・様々な人や企業が互いに交流する機会が多いことから、効率的な経済活動や新たな事業や文化が誕生すること。
・既にある公共公益施設などを活用することで、効率的で環境にもやさしいまちづくりができること。

 しかし、都市機能(都市における社会的・経済的・政治的活動のしくみ・はたらきのこと。商業・行政サービス・まちづくり・シンボル・居住など)更新の遅れと、まちの活力低下の悪循環により、西脇市では中心市街地の機能が低下し、これらの役割を十分に果たせなくなっています。

このままでは

市街地を整備するだけでは解決できません
 これら中心市街地活性化の問題は、市街地を整備するだけ、あるいは商店街においてソフト事業を展開するだけのどちらか一方では解決できません。
 市民の方々の多くは、車中心の生活に慣れていて、中心市街地化がすたれていくことに特別の意識はないかもしれません。しかし、お店やお医者さんが郊外にあるために、車がなければ生活できないようなまちになると、これから訪れる超高齢化社会では、いろいろな問題が生まれてくるでしょう。

どうすればいいでしょう

活性化(再生)が必要なのです
 そんなまちにならないように、今から中心市街地の活性化(再生)に着手する必要があります。
 この「中心市街地活性化基本計画」は、市街地の整備改善と商業活性化を車の両輪として一体的に取り組み、中心市街地が西脇市の「顔」となり、全ての市民に愛され、自信を持って誇れるまちとして再生するための方策を定めるものです。

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市 都市経営部 まちづくり課

電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-22-1014(代表)
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