基本方針及び将来像

更新日:2021年03月31日

基本方針

 将来像の実現に向け、それぞれの核や軸、ゾーンごとの施策の展開方法を示します。

4つの核

 都市核[アピカ周辺]
  ・再開発ビル「アピカ」を中心とした商業・業務・文化・情報交流機能の充実
  ・中心市街地の西のゲートにふさわしい水と緑の都市空間の創出
  ・中心市街地の外周道路整備によるアクセス性の向上

 コミュニティ核[センティア周辺]
  ・住民の交流拠点となる世代を越えたコミュニティ機能の充実
  ・地域高齢者のまちづくりへの積極的な参画
  ・道路整備に伴う地域商業機能の再編と若者の集客
  ・安全で快適な居住環境の創出
  ・まちの中心にふさわしい水と緑のシンボル空間の創出

 交流核[NTT跡地周辺]
  ・来街者へ向けて、地域文化の伝承・体験、地域情報の提供
  ・西脇病院との連携
  ・高齢者や障害者にやさしい環境整備
  ・中心市街地の東のゲートにふさわしい水と緑の都市空間の創出

 緑と文化の核[童子山周辺]
  ・市街地に潤いや彩りを添える憩いの空間の提供
  ・水(杉原川・疎水)と緑(童子山・墓地跡地・公園等)を結ぶ歩行者ネットワークの構築
  ・地域資源の活用 
 

2つの軸

東西軸[都市計画道路 西脇上戸田線]
  ・西脇のシンボルロードとして、また中心市街地の骨格道路として、水と緑の都市空間や美しい町並みの演出
  ・交通弱者にとっても安全で安心、快適な道路の整備
  ・バス等の移動手段の整備
  ・広域幹線道路と中心市街地、地場産業集積を結ぶアクセス性の向上

 南北軸[都市計画道路 和布郷瀬線]
  ・中心市街地の骨格道路として、水と緑の都市空間や美しい町並みの演出
  ・交通弱者にとっても安全で安心、快適な道路の整備
  ・バス等の移動手段の整備
  ・新西脇駅と西脇の中心市街地を結ぶ交通結節機能の強化
 

3つのゾーン

 生活ゾーン[中心市街地内の住宅地一帯]
  ・安全で快適な居住環境の創出
  ・恵まれた自然を活かした歩行者動線や公園の整備

 保健・医療・福祉ゾーン[西脇病院一帯]
  ・リニューアル計画に伴う地域に開かれた交流機能等の充実
  ・4つの核等との連携(情報通信・移動手段の確保等)
  ・西脇病院と中心市街地を結ぶワンコインバス等、移動手段の整備

 広域商業ゾーン[ネーブルショッピングタウン~自遊空間きらら一帯]
  ・アミューズメント機能の補完やテナントミックス、不足業種の誘致等による商業機能の補完、充実
  ・若者が集い、交流できる環境整備
  ・西脇病院(病院利用者)との連携強化
 

4つの核と2つの軸、3つのゾーンを結ぶソフト展開

 施策の方向
・各種イベントの展開
 朝市の継続や杉原川河川敷を利用したフリーマーケット、織物祭と一体化した商店街イベント等々、新しいイベントの企画・運営等により活気と賑わいの創出を図ります。
・各種ソフト事業の展開
 ポイントカードなど充実やデビッドカード・注文宅配・エコマネーの導入によりサービスの充実を図ります。
・情報交流
 商店街マップやイベントの案内等の端末装置による情報提供システムの構築等、中心市街地と住民の情報交流機能の充実を図ります。

バリアフリーについて

 各種施策の実施にあたっては、バリアフリーの考え方に基づき、全ての人にとって安全、安心、快適に中心市街地を利用できるような施設整備や環境づくりを進めます。段差の解消や手すりの設置といったハード面での整備だけでなく、ソフト面においても全ての人が分け隔てなく参加できる場の形成を図ります。 

重点ゾーンの設定

・重点ゾーン
 これまで述べてきたように、各種施策は中心市街地全域で展開することになりますが、より効果的に事業実施するために「重点整備ゾーン」を設けます。中心市街地の骨格として位置づけたシンボルロード(東西軸=都市計画道路西脇上戸田線)沿線には4つの核がありますが、東西軸と4つの核による広がりは中心市街地の中でも今後さらに中心的な機能を担うこととなります。このため、この広がりを「重点整備ゾーン」と位置付け、積極的かつ集中的に事業投入を行うことで活性化の効果を高めることとします。

・空き店舗重点対策地区
 空き店舗対策事業の展開は、アピカからセンティア西脇までの都市計画道路西脇上戸田線沿線を「重点対策地区」に設定し、この沿線で重点的に事業を行います。この地区は、重点整備ゾーンにも該当し、商業集積が見られるものの空き店舗が多く、しかも人目には付きやすくまちの印象を大きく左右することから、空き店舗対策の必要性が高いためです。

将来像

 広域幹線道路と中心市街地や地場産業集積を結ぶ(都)西脇上戸田線を中心市街地のシンボルロード(東西軸)として位置付け、また(都)西脇上戸田線と交差して公共施設ゾーン~中心市街地~新西脇駅を結ぶ(都)和布郷瀬線を南北軸として位置付けて、これら「2つの軸」の機能強化を図るとともに、「2つの軸」を通して、特性ある集積エリア=「4つの核」をそれぞれ結ぶことで、区域に広がりと一体性をもたせ、さらには周辺の「3つのゾーン」とも横断的な連携を図ることにより7色に輝く中心市街地の形成を目指すものとします。

中心市街地の将来像

4つの核と2つの軸・3つのゾーンの連携による 7色に輝く中心市街地の形成
 4つの核
  ・都市核[アピカ周辺]
  ・コミュニティ核[センティア周辺]
  ・交流核[NTT跡地周辺]
  ・緑と文化の核[童子山周辺]

 2つの軸
  ・東西軸 [都市計画道路西脇上戸田線]
  ・南北軸 [都市計画道路和布郷瀬線]

 3つのゾーン
  ・生活ゾーン
  ・保健・医療・福祉ゾーン
  ・広域商業ゾーン

 

基本方針及び将来像

 

基本方針及び将来像のイメージ画像

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市 都市経営部 まちづくり課

電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-22-1014(代表)
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