助産師・看護師インタビュー

更新日:2023年06月01日

助産師看護師インタビュー

新卒者から指導者に、共に成長を目指して

 西脇病院で働く職員を紹介する 「インタビュー企画」第1弾。今回は令和2年4月に入職した4人の看護師(助産師)に密着し、現在抱えている想いや、今後の目標について聞いてみました。

 西脇病院の看護局では、『看護専門職としての総合的な能力を養い「信頼され安心される看護」を提供するために、人間性豊かで自律した看護職員を育成する』を教育理念に掲げ、新卒者の教育にプリセプター制の教育システムを実施しています。

 このプリセプター制は新卒者がリアリティショックを乗り越え、プリセプター(指導者)とプリセプティ(新卒者)が共に専門職業人として成長できることを狙いとしています。プリセプティが1年間の目標を達成し、社会人として成長するように教育的、精神的に支援しています。

CASE1:助産師Rさん(令和2年入職)

助産師の卵から立派に成長していきたい

新人看護師
大変だったこと、勉強になったことは?

 授乳に対して不安を抱えている方を担当させていただいた時に、「不安を軽減するにはどのような支援が必要なのか」と考える機会がありました。先輩助産師にアドバイスをもらい、悩みを抱える方の思いに寄り添った授乳方法を検討しました。

 また、退院後に電話訪問を行うなど、退院後の授乳・育児を見据えて支援していくことが重要であると学び、今後もこの視点を大切にして支援をしていきたいと思いました。

仕事で悩むことは?

 患者さんの命がかかっているという緊張感と重い責任を感じ、悩む時期もありましたが、同期の顔を見るととても安心します。悩みを共有できる同期の存在は大きく、大切にしていきたいです。

新人助産師
今後の抱負は?

 入職3年目からはプリセプター(新人看護師の指導者)となり、相談する側から相談される側へと役割が変化します。不安もありますが、一緒に悩みながら自分自身も成長していけたらと思っています。そして、日々の学習を継続し、知識と技術の獲得・向上のためにより一層努力していきたいです。

CASE2:看護師Aさん(令和2年入職)

個別性のある看護を追求し、 患者さんに寄り添う看護を目指したい

新人看護師Mさん
働いてみて、率直な感想は?

 入職時は覚えることも多く不安な日々でしたが、その中でも同期という存在が大きく、 毎日「頑張ろうね」と励まし合い、知識を共有し合いながら共に成長できました。2年目の後半から整形外科病棟へ異動となり、日々勉強に励ん でいます。異動で戸惑いもありますが、先輩が優しく一つ一つ教えてくださり、安心して看護ができています。

  また、少しづつ自分で判断できることも増え、成長を感じることもありますが、一方で悩むことも多く、まだまだ知識が足りていないと実感しています。

仕事中のMさん
成長につながった経験は?

 がん患者さんとの関わりを通して患者さんの希望に寄り添う看護とは何かと悩み、自身の看護を見直し、生きる希望を支える看護への実践に繋げることができました。3 年目も個別性のある看護を追求し、患者さんに寄り添う看護ができるよう日々勉強に励んでいきたいです。

CASE3:看護師Mさん(令和2年入職)

初心を忘れず、誠意ある看護を続けていきたい

新人看護師Mさん
この1年間を振り返っての感想は?

 入職2年目からは、緊急入院の対応などで多忙な日々でした。その分、知識面や技術面、対応力、忍耐力が養えたのではないかと思います。

悔しかった経験は?

 先輩看護師が素早く対応し動いている中、私は何をしたら良いのかわからず動けないことがあり、とても悔しかったです。他のスタッフがどのように動いていたのかを振り返ることで、次に生かす努力をしました。まだまだ対応に困ることは多々ありますが、日々振り返りながら、率先して行動できるよう成長していきたいです。

新人看護師Mさん
今後の目標は?

 入職3年目はプリセプターとして新人を育てるという大きな役割があります。自分自身もわからないことが多くある中、指導する立場になるというのはとても不安です。自分自身も日々学習し、同期や後輩と共に成長できたらと思います。

 また、病棟の雰囲気にも仕事にも慣れ、中だるみをしてしまう時期だと思います。初心を忘れずフレッシュな気持ちで患者さんやご家族様に誠意をもって接していきたいと思います。

CASE4:看護師Rさん(令和2年入職)

小さな気づきを大切に、 信頼される看護師を目指したい

新人看護師Rさん
入職2年目が終わろうとして いますが、率直な感想は?

 点滴や注射もはじめてのことだらけだったのが昨日のことのようで、あっという間の2年間でした。たくさんの患者さんとお会いし、患者さんや病棟の先輩方からたくさんのことを学ばせていただき、濃い毎日を送っています。

西脇病院を選んだ理由は?

 教育に力を入れているということが、私が西脇病院を就職先に選んだ理由のひとつです。入職当初は技術や知識が未熟で、思うように動けないことが悔しくて泣いてしまうことがありました。先輩方はできているところをしっかり伝えてくださり、できないところはどうすればできるようになるのかを一緒に考えて下さいます。

新人看護師Mさん

 西脇病院は自分の仕事に誇りや熱意を持って働かれている方ばかりで、理想の看護師さんがたくさんおられます。私も将来、同じように後輩から信頼してもらえる看護師を目指して頑張りたいと思います。

この記事に関するお問い合わせ先

西脇病院 看護局
〒677-0043
西脇市下戸田652-1
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ファックス:0795-23-0699

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