検査部

更新日:2020年05月27日

検査機器

検査部 技師長 市橋 里美

 検査部は臨床検査技師の資格を持ち臨床検査の専門家として検体検査、生理検査を実施し、臨床検査技師を中心に19名で構成されています。

 臨床検査情報は病気の診断、経過観察、治療、予防に欠かせないものであり、休日、夜間等の検査に対応するため、日直、当直体制で24時間の検査に対応しています。

 生理検査は1階Hブロックで心電図、脳波、肺機能、神経伝導速度、血圧脈波、超音波等の検査をします。

 検体検査は2階で生化学、免疫・血清、血液、輸血、細菌、病理等の検査をします。

  • 糖尿病療養指導士
  • 認定超音波検査士
  • 細胞検査士
    の認定を取得した技師が、専門的知識、技能を生かし業務に従事しています。

検査部の理念

臨床検査を通じて広く市民の健康と福祉に貢献する

検査部の基本方針

患者の立場を考える検査を目標に

  1. 検体検査は、正確に!迅速に!
  2. 生理検査は、親切に!丁寧に!

臨床検査とは

 臨床検査は患者さまから得られた検査材料について行う検体検査(一般検査、生化学検査、免疫・血清検査、血液検査、病理検査、細菌検査)と、心電図や肺機能検査など、患者様と接して直接検査させていただく生理検査に分かれます。

検体検査

一般検査

一般検査
 
おもに、尿と便の検査をしています。尿中の蛋白、糖や細胞を調べて、体の状態を知ることができます。便中の血液の有無を調べることにより大腸がんの早期発見もできます。
 その他、身体から採取した穿刺液(胸水、腹水、髄液)などの成分を分析する検査、各ウイルス検査(インフルエンザ、ロタ、アデノ、O-157、ノロなど)などを行っています。

生化学検査

生化学検査
臨床化学検査

身体の各臓器由来の酵素や蛋白や生活習慣病のひとつである糖尿病検査の血糖・ヘモグロビンA1cを測定しています。
免疫・血清検査
外敵から身を守る免疫蛋白、各組織から分泌されるホルモン量の測定、各腫瘍から産生される特異蛋白、感染症の原因となるウイルス・細菌に対する抗体の測定をしています。

血液検査

血液検査
 血液中の赤血球、白血球、血小板などを計測し、貧血や炎症がないかを調べます。
 また、血液や骨髄中の細胞を顕微鏡で観察し、白血病などの血液疾患の有無を調べます。異常があれば、フローサイトメトリーにより、細胞の分類・同定を行う細胞表面マーカー検査を行っています。
 ほかにも、止血・凝固機能検査も行っています。

輸血検査

輸血検査
 血液型や、輸血時の交差適合試験、不規則抗体検査を行っています。 各血液製剤を常に在庫し(特殊な血液は除く)24時間輸血できる体制を整えています。

胃の腺癌細胞

病理・細胞検査
 体のいろいろな部分から採取した組織や細胞を顕微鏡で観察して、炎症性や異型性、良性や悪性の判別、細胞の由来などを形態学的に判定・診断する検査です。
病理組織検査
 手術、胃カメラ・大腸ファイバー、その他さまざまな方法で採取された組織の病変部を病理医が顕微鏡下で観察し、それぞれの病気について病名の診断をします。
左の写真は、胃の腺癌細胞(ヘマトキシリン・エオジン染色)の顕微鏡写真です。

細胞診検査

細胞診検査
 喀痰、尿、婦人科分泌物、髄液、胸腹水など、体から採取されたいろいろな材料から、炎症性細胞や異型細胞を顕微鏡下でさがし出し、病気の診断の補助をする検査です。

細菌検査

細菌検査
 人体から採取可能な材料(喀痰、尿、便、血液、膿など)を検体として菌の培養、同定を行い、その菌に対する抗菌薬の効力を検査します。

生理検査

Hブロック

生理検査は1階のHブロックにあります。
心電図検査、肺機能検査、脳波検査、超音波検査などさまざまな検査があります。多少時間がかかったりお待ちいただくこともありますが、ご了承ください。
備考:()内はおよその所要時間です。

循環機能検査

循環機能検査
 胸が苦しい、不快感がする、どきどきするなどの症状を色々な心電図検査を通して検査します。また、24時間血圧測定をすることで高血圧の診断をしていきます。

  • 心電図(10分)
  • マスター負荷心電図(20分) :運動負荷をし、心電図変化を観察します。
  • トレッドミル負荷心電図(30分) :運動負荷をし、心電図と血圧の変化を観察します。
  • ホルター心電図検査・ホルター血圧検査(24時間):24時間の心電図や血圧の変化をみます。
呼吸機能検査

呼吸機能検査
 呼吸機能検査は肺の働きを調べる検査で患者様に最大努力をしていただく必要があります。この検査は慢性閉塞性肺疾患(COPD)の早期発見に有効な検査です。また、手術前検査としても重要な検査です。

  • 肺機能検査(10分) :最大努力による最良の結果を得るために検査前に十分な説明をします。
脳神経機能検査

脳神経機能検査

  • 脳波(60分:電極装着時間を含む):けいれん発作や意識消失発作、脳外傷のときなどに行う検査です。
     頭に電極を装着した状態で部屋を暗くし閉眼にて記録します。可能であれば開閉眼、光刺激や過呼吸負荷をして変化を見ます。
  • 聴性脳幹反応(ABR)(約40分):音刺激による蝸牛から脳幹および大脳皮質にいたる聴神経経路を検査します。ヘッドホンを装着し閉眼にて記録します。
超音波検査

超音波検査
 身体に超音波をあて、臓器からの反射を画像にし、心臓の動きや臓器の形状を見る検査です。超音波は放射線ではないため被爆の心配はありませんが、骨や空気があると見えない場合もあります。検査は身体にゼリーをおき、超音波が臓器に届きやすいようにします。また、息を止めていただいたり、身体の向きを変えていただくこともあります。

エコーの様子
  • 心臓エコー(30分)
  • 腹部エコー(30分) :空腹時に検査を行います。
  • 頚動脈エコー(30分)
  • 乳腺エコー(30分)
  • 甲状腺エコー(30分)
  • 血管エコー(30分)
  • 体表エコー(10分)

その他の検査

  • 動脈硬化度検査(ABI検査)(10分)
  • 睡眠時無呼吸検査(1晩)
  • 神経伝道速度(約15分):手や足に電極を装着し電気刺激を与え神経伝道速度を調べます。
  • 尿素呼気試験(20分):薬を飲んでもらい、服用前後の呼気からヘリコバクター・ピロリ菌の感染の有無を調べます。
  • 呼気NO(5分):呼気中の一酸化窒素(NO)の濃度を調べます。
その他の検査
その他の検査

 予約検査につきましては、時間通りに検査を受けられるよう配慮しておりますが、個々の患者様の病態により、開始時間が前後することもあります。御了承ください。

この記事に関するお問い合わせ先

西脇病院 管理課 総務担当
〒677-0043
西脇市下戸田652-1
電話:0795-22-0111
ファックス:0795-23-0699

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