西脇市総合計画の策定経過

更新日:2021年03月31日

 総合計画は、西脇市自治基本条例において本市の最上位計画として位置付けており、この計画に基づいて総合的かつ計画的な市政運営を行うこととしています。

 平成31年度を始期とする第2次西脇市総合計画の策定に当たっては、人口減少をはじめとする社会情勢等の変化を的確に捉えることに留意するとともに、市民の皆さんの意向の把握や反映に努めました。

 これら総合計画の策定経過について、次のとおりお知らせします。

策定方針・体制

 総合計画は、将来に向けて本市が目指す姿を明示し、その実現に向けたまちづくりの方向性を示すものです。

 世界的にみて人口減少、少子高齢化社会の先頭を走る日本社会、特に地方都市においては、キャッチアップ(先行者への追い上げ)型の都市経営から転換していくことが求められています。

 地域課題や目指す姿を広く共有し、みんなで知恵を出し合い、暮らしやすい地域社会を地域一丸となって築いていくために、新しい総合計画では「市民と協働で策定する計画」「幅広い職員が主体的に関わる計画」となることに留意して策定を進めることとしました。

策定体制

総合計画策定体制図

西脇市総合計画審議会

総合計画審議会の様子

 西脇市総合計画審議会は、市の条例に基づき設置する附属機関です。審議会では、市長からの諮問に基づいて、総合計画の策定・推進に関することについて議論しました。

 会議の内容については、下記のリンクからご覧ください。

市の現状と課題の把握

 総合計画に位置付ける政策・施策を検討するために、様々な統計データ等の収集・整理や各種調査を実施しました。

基礎資料集

 本市を取り巻く状況や課題などを共有するとともに、市の将来像や施策について広く検討されることを期待して、基礎資料集を作成しました。

第2次総合計画策定のための基礎資料集 (PDF:4.8MB)

地域経済分析システム RESAS

 RESAS(リーサス)は、地方創生の様々な取組を情報面から支援することを目的として、経済産業省等により作成されました。
 このシステムは、産業構造や人口動態、人の流れなどの官民ビッグデータを集約し、可視化したものです。

 また、経済・財政と暮らしの指標『見える化』ポータルサイトは、経済と財政、暮らしに関係するデータを分野別に集録しています。地方財政、社会保障、社会基盤、教育、人口、経済、暮らしなどの分野で自治体別、時系列で比較ができるなど、「見える化」が可能データベースサイトです。

 どなたでもご覧いただけますので、下記の画像リンク先からご覧ください。

RESAS 地域経済分析システム
経済・政府と暮らしの指標「見える化」ポータルサイト

現行総合計画の推進状況

 第1次総合計画では、政策・施策を展開することによる成果を把握するために、まちづくり指標を設定していました。

 第2次総合計画の策定に先立ち、現在の推進状況を把握・検証することが重要であることから、まちづくり指標の推移をとりまとめるとともに、事業実績、指標等に基づいた担当部署による検証を行いました。

まちづくり指標値の推移 (PDF:1.9MB)

西脇市総合計画・後期基本計画の推進状況 (PDF:2.2MB)

市民意向等の把握・反映

参画と協働で計画づくりを進めていくため、アンケート調査やワークショップなどを実施し、意向等の把握・反映に努めました。

アンケート調査

 総合計画の策定に当たって、現在のまちづくりの評価や今後のまちづくりの方向性について、市民の皆さんの意向や意見を調査することを目的として、3つのアンケート調査を実施しました。

 広く市民の意向を把握する市民意向調査に加えて、次代のまちづくりを担う若者(中学生、高校生)を対象としたアンケート調査を実施しました。

アンケート調査の概要

名称 市民意向調査 高校生アンケート 中学生アンケート
実施時期 平成29年9月 平成29年7月 平成29年2月
対象者 18歳以上の市民3,000人
(無作為抽出)
市内3高等学校の
2年生・3年生
市内4中学校
の2年生
回答数 1,099人
(回答率36.6%)
998人
(うち市民401人)
329人

市民意向調査結果 (PDF:1.4MB)

高校生アンケート結果 (PDF:1.8MB)

中学生アンケート結果 (PDF:993.3KB)

 

 総合計画の推進状況を把握する「まちづくり指標」を設定・把握するため、平成30年度まちづくり市民アンケートを実施しました。

 このアンケートは、市民の皆さんの生活実感や日常生活の行動などについて質問しています。以前から継続して実施しているアンケートですが、総合計画の策定に合わせて、一部設問を変更して実施しました。

 調査結果の概要については、次のとおりです。

平成30年度まちづくり市民アンケート調査結果報告書 (PDF:2.9MB)

ワークショップの開催

 市民、若者の意向や意見を把握するとともに、市の現状や課題などについて理解を深め、市の将来像や市民として果たしたい役割などについて共有していくことを目的として、ワークショップを開催しました。

 

総合計画ワークショップ MOVIE

ワークショップの様子をダイジェストで動画にまとめています。ぜひご覧ください。

市民ワークショップの様子

 

総合計画策定に係る市民ワークショップ

名称

“にしわきの将来”を一緒に描く市民ワークショップ「にしわきワイワイTALK」

日時

1回目

平成29年11月4日(土曜日)

2回目

平成29年11月11日(土曜日)

3回目

平成29年11月18日(土曜日)

(いずれも午前10時から2時間程度)

場所

西脇市生涯学習まちづくりセンター

内容

 西脇市の良いところ、残念なところ、期待する西脇市の姿、その実現のために自分たちができること、などをテーマに、3回にわたってワークショップを開催しました。

 市の募集に対して応募があった方を中心に、13名(延30名)の方に参加いただきました。

 ワークショップで出された意見等は次のとおりです。

ニュースレター (PDF:1.8MB)

若者ワークショップの様子

 

総合計画策定に係る若者ワークショップ

名称

“にしわきの将来”をいっしょに描く西脇次世代人材ワークショップ

日時

平成29年12月17日(日曜日)

午前10時10分から午後3時

場所

西脇市茜が丘複合施設 Miraie(みらいえ)

参加者

西脇高等学校2年生 12名

大学生6名(兵庫教育大学、兵庫県立大学、関西学院大学)

内容

 西脇市の良いところ、残念なところ、期待する西脇市の姿、その実現のために自分たちができること、などをテーマに、ワークショップを開催しました。

 また、大学生活や進学動機、将来の夢などについて、大学生が高校生に伝えるトークタイムを設け、自身の将来について考えるきっかけづくりを行いました。

 ワークショップで出された意見等は、次のとおりです。

ニュースレター (PDF:1.6MB)

大学生による政策提案

 人口減少が本格化する中で、次代を担う若者の視点や思いを総合計画・行政運営に取り入れていくため、大学生等からの政策提案を募集しました。

提案者

兵庫県立大学環境人間学部人文地理学研究室 3年生 6名

提案までの活動

2回の市内フィールドワークでまちあるきや市内まちづくり団体のヒアリングを行い、西脇への理解を深めました。また、大学の講義の合間にも、メンバー間で議論し、提案資料を作成しました。

フィールドワークの様子

平成29年9月21日 フィールドワーク

西脇市を訪問し、重春・野村地区交流推進委員会、西脇TMO、ええまち比也野里などのまちづくり団体とヒアリングを実施。中心市街地のまち歩きで、市内の様子を体感しました。

フィールドワークの様子2

平成29年11月24日 フィールドワーク

西脇市のまちづくり団体への関心が高まり、再び西脇市を訪問。NPO法人日時計の丘、活き生きTUMA協議会、NPO法人みなみ会などとヒアリングを行いました。

提案発表会

 平成30年2月18日(日曜日)に、西脇市茜が丘複合施設みらいえで開催された「学生による地域活動・研究報告会」において、提案内容を発表しました。

 報告会には、審議会委員、市民ワークショップメンバーにも参加いただきました。

発表の様子

 発表資料については、次のとおりです。

人と場所を紡ぎあい織りなすまち西脇市 〜西脇市総合計画・政策施策提言 〜 (PDF:2.3MB)

 

 なお、報告会の様子は次のリンク先からもご覧いただけます。

まちかどミーティング

 「まちかどミーティング」は、参画と協働のまちづくりを進めるために、市長が各地区に出向き、地域の皆さんと自由に意見交換を行うものです。

 平成30年度は、7月6日から9月3日にかけて8回開催し、市の現状や将来に向けた課題などを市民の皆さんと共有するとともに、新しく策定する総合計画や新庁舎・市民交流施設の整備などをテーマに意見交換を行いました。

まちかどミーティングの様子

パブリック・コメント

 「パブリック・コメント」は、計画や条例など市の基本的な政策を決める場に、その案を広く市民の皆さんに公表し、皆さんから寄せられたご意見を参考にして最終的な意思決定を行うものです。


総合計画・基本構想(案)のパブリック・コメント

意見募集期間

平成30年9月1日(土曜日)~9月30日(日曜日)

閲覧場所

市役所次世代創生課、情報公開コーナー、図書館 など

応募者数・件数

10名・18件


 詳しくは、下記のリンク先からご覧ください。


総合計画・基本計画(案)のパブリック・コメント

意見募集期間

平成31年1月25日(金曜日)~2月25日(月曜日)

閲覧場所

市役所次世代創生課、情報公開コーナー、図書館

応募者数・件数

2名・2件


 詳しくは、下記のリンク先からご覧ください。

市役所における取組

 職員一丸となって、総合計画を策定していくために、若手職員を主な対象として、総合計画についての研修会、政策形成能力の向上に向けた研究会を開催しました。

若手職員総合計画研修会の様子

若手職員総合計画研修会

日時 平成29年1月19日

場所 西脇市生涯学習まちづくりセンター

対象 入庁15年目までの職員約100名

自主研究会の様子

政策形成能力の向上に向けた自主研究会

日時 平成29年8月から 月1回~2回

   水曜日の午後6時から自主的に参集して開催

対象 入庁10年目までの若手職員有志

研修会の風景

総合計画政策・施策形成研修会

日時 平成30年5月30日

場所 西脇市民会館 中ホール

対象 監督職等

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市 市長公室 政策推進課

電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-22-1014(代表)​​​​​​​
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