地域再生計画

更新日:2023年04月14日

地域再生計画とは

地域再生計画とは、地域のさまざまな資源を生かしながら、経済の活性化や雇用の創出など地域の活力の再生に向け、市が自主的・自立的に計画を策定し、総合的な取り組みを進めるものです。

計画が国の認定を受けると、「地域再生推進のためのプログラム」に基づく支援措置を活用しながら、総合的な取り組みを進めることができます。 

西脇市で認定された地域再生計画の概要

本市において認定された「地域再生計画」は、次のとおりです。

万博を契機に取り組むSDGs産業振興プロジェクト

  • 認定日
    令和5年3月30日
  • 計画区域
    西脇市の全域
  • 計画期間
    地域再生計画認定の日から令和8年3月31日まで
  • 計画概要
    本市は、「循環型農業を核とした持続可能な農村環境の創出」を中心とした提案が評価され、2021年にSDGs未来都市に選定されたところである。当該事業は、「豊かな自然環境」と「農業を中心とした産業」の調和、そして、それを原動力とした「人口減少等の社会課題の解決」を目指したものであるが、本プロジェクトは、当該事業と方向性を同じくするものであり、観光産業・地域産業等について、環境や社会課題との調和を図ることで、新たな価値を創造し、女性や若者を中心とした新たな人材を呼び込む、といった好循環を形成し、持続可能な地域社会や地域産業の創出を図ろうとするものである。
    観光産業については、SDGsをテーマの一つとして位置付ける2025年大阪・関西万博の開催を好機と捉え、京阪神都市部から約1時間程度でありながら豊かな自然・地域資源を有するという特性を生かし、兵庫県が進めるひょうごフィールドパビリオン構想とも連携しながら、体験型コンテンツの整備やコト消費の活性化を図り、知名度やブランド力の向上を図る中で、地場産業を中心としたモノ消費へとつなげるなど、地域経済への波及的な効果を生み出すことを目指す。
    地域産業については、SDGsに取り組む事業者のプラットフォームの形成やSDGs経営の推進などを支援することで、経済、社会、環境が調和したビジネスの創出・活性化を図るとともに、デジタル技術等も活用した地域内で資金が循環する仕組み、外部から資金を呼び込む環境を生み出すことで、自立・分散型の経済構造を確立し、地域全体のQOLの向上へとつなげようとするものである。
  • 支援措置(法第5章の特別の措置を適用して行う事業)
    地方創生推進タイプ

飛び地自治体連携による成果連動型スポーツ健康まちづくり事業

  • 認定日
    令和3年3月30日(令和5年3月30日変更)
  • 作成主体
    岩手県金ケ崎町、福井県大野市、京都府南丹市及び兵庫県西脇市
  • 計画区域
    岩手県金ケ崎町、福井県大野市、京都府南丹市及び兵庫県西脇市の全域
  • 計画期間
    地域再生計画認定の日から令和6年3月31日まで
  • 計画概要
    高齢化に伴う地域活力の低下が懸念される中、本事業では、80・90歳代になっても地域活動に参加し、スポーツや健康づくりを楽しみ、地域とつながりを持ちながら暮らすことができるまちを目指していく。
    岩手県金ケ崎町、福井県大野市、京都府南丹市及び兵庫県西脇市が連携し、住民の7割を占める健康無関心層を対象に「インセンティブ施策」と「スポーツ健康まちづくり施策」をパッケージ化し、住民のヘルスリテラシーやソーシャルキャピタルの向上を図るとともに、健康寿命の延伸・社会保障費の抑制を実現することで、将来にわたって安心して暮らせる「健幸都市にしわき」を目指す。
  • 支援措置(法第5章の特別の措置を適用して行う事業)
    地方創生推進タイプ

西脇市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進計画

  • 認定日
    令和2年7月3日
  • 計画区域
    西脇市の全域
  • 計画期間
    地域再生計画認定の日から令和7年3月31日まで
  • 計画概要
    人口減少の克服や東京一極集中の是正などを目的に、まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、地方創生の取組を推進してきたところである。
    若者のそれぞれの希望を後押しするととともに、ふるさとへの愛着をはぐくむ取組や、本市の地域資源を生かし価値を創出する取組、生活機能の維持とにぎわいを創出する取組など、人口が減少する中にあっても、将来にわたって活力ある地域社会を維持していくため、「未来をひらく『ひとづくり』循環サイクル構築事業」「活力みなぎる『しごとづくり』事業」「魅力あふれる『まちの元気づくり』事業」の3つの事業を推進することで、地域産業が活性化され、すべての世代がいきいきと暮らし、活躍できるまちの実現を目指す。
  • 支援措置(法第5章の特別の措置を適用して行う事業)
    まち・ひと・しごと創生寄附活用事業に関連する寄附を行った法人に対する特例

西脇ファッション都市構想深化事業~ファッション・クラスターによるイノベーション創出プロジェクト~

  • 認定日
    平成29年5月30日
  • 計画区域
    西脇市の全域
  • 計画期間
    地域再生計画認定の日から令和4年3月31日まで
  • 計画概要
    播州織産地は染色・準備・織布・加工・産元の業種が集積するファッション・クラスターを形成しており、産地ならではのテキスタイルを作製する土台が整っている強みを生かして、デザイナーをはじめとするファッションクリエイターを呼び込み、産地で育成することで、播州織の最終製品や最終製品を創出する起業者を増やしていくとともに、イノベーションの促進によるオンリーワンの製品開発や製造を行う。これにより、西脇ブランドの最終製品やオンリーワンの製品が次々と誕生し、「西脇産」が付加価値となるようなブランド力を持つことで、市場での優位性をもち、製品単価の上昇へとつながる。
    このことは、播州織がこれからもまちの中核であり続けることとなり、ファッションクリエイターが「訪れてみたくなる」、「働いてみたくなる」、「住みたくなる」まちへとつながり、人が産業を興し、活発な産業が人を呼び込む好循環が実現されたファッション都市の確立を目指す。
  • 支援措置(法第5章の特別の措置を適用して行う事業)
    地方創生推進交付金
    まち・ひと・しごと創生寄附活用事業に関連する寄附を行った法人に対する特例

金ゴマを核とした地域振興プロジェクト

  • 認定日
    平成29年3月28日
  • 計画区域
    西脇市の全域
  • 計画期間
    平成29年度から令和2年3月31日まで
  • 計画概要
    金ゴマの生産で課題となっている作業工程の一部を障害者就労支援事業所へ委託することにより、農業を通じた障害者の就労機会を創出し、作業適性の検証を行いながら、作業受託体制の確立を進めるものである。
    また、金ゴマ栽培の繁忙期の作業補助として農業ボランティア等を活用するなど、農家だけでなく多様な団体と連携しながら金ゴマ栽培を推進する体制を構築し、持続可能な金ゴマの生産振興に取り組む。
    さらに、ゴマは一般に鳥獣被害を比較的受けにくい作物といわれていることから、農業の担い手不足や鳥獣被害により遊休農地が増加している中山間地域において、金ゴマ栽培を地域に普及させていくことで、遊休農地の解消を目指す。
  • 支援措置(法第5章の特別の措置を適用して行う事業)
    まち・ひと・しごと創生寄附活用事業に関連する寄附を行った法人に対する特例   

西脇市地域子育て拠点充実計画

  • 認定日
    平成28年8月2日
  • 計画区域
    西脇市の全域
  • 計画期間
    平成28年度から平成31年3月31日まで
  • 計画概要
    茜が丘複合施設「みらいえ」に加えて、地域にある既存の子育て支援施設にも、安心して遊び、学べる空間を創り出すとともに、子育てについて相談できる多様な環境を整備し、また、アドバイザーの配置により子育て支援事業の内容を充実させ、地域の子育て支援ボランティア等と連携した事業を、全ての施設できめ細かく実施する。
  • 支援措置(法第5章の特別の措置を適用して行う事業)
    まち・ひと・しごと創生寄附活用事業に関連する寄附を行った法人に対する特例  

水・緑・人がともに生きるまちづくり計画

  • 認定日
    平成27年3月27日
  • 計画区域
    西脇市並びに兵庫県多可郡多可町及び神崎郡神河町の全域
  • 計画期間
    平成27年度から平成31年度まで
  • 計画概要
    都市地域と本区域との間で「人・もの・情報」が循環する社会の実現をめざし、多自然居住の受け入れ態勢の整備や地域活性化に結び付くグリーンツーリズムの一層の推進、地域資源を活用した新しい産業の創出と雇用の場の確保、さらには農林業の活性化による都市と農山村を双方向で行き交う新たなライフスタイルの実現をめざし、水と緑の恵みを得て美しい農と林の創出「自然力」のまちをめざすとともに、地域の活性化「地域力」の向上を図る「水・緑・人がともに生きるまちづくり」をテーマに区域の再生を推進する。
  • 支援措置(法第5章の特別の措置を適用して行う事業)
    道整備交付金

「支え愛 黒田庄」の郷づくり計画

  • 認定日
    平成19年11月22日
  • 計画区域
    西脇市の区域の一部(黒田庄地区)
  • 計画期間
    認定日~平成23年3月末まで
  • 計画概要
    障害者が地域で生き生きと暮らせるように、相談支援体制の充実を図り、地域生活への移行や就労への支援などの基盤整備に取り組むため、「精神障害者地域活動支援センター」の設置を検討してきたところである。
    このため、「黒田庄保健センター」を転用し、これを拠点に、障害者の地域生活を支援するとともに、地域生活への移行支援のための事業の充実・強化を図る。
    これにより、地域の活性化とコミュニティの再生を目指す「支え愛 黒田庄」の郷づくりの実現を図る。
  • 支援措置
    補助対象財産の転用手続き一元化・迅速化
    公共施設の転用に伴う地方債繰上償還免除   

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市 市長公室 政策推進課

電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-22-1014(代表)​​​​​​​
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