LGBTセミナー「僕は父親になった~性同一性障がいの父とその家族~」
平成30年3月18日にLGBTセミナー「僕は父親になった~性同一性障がいの父とその家族~」を開催しました。心と体の性が一致しない性同一性障がいに悩み、女性から男性へ戸籍を変えられた前田良さんを講師に迎え、性への違和感、周囲からの理解を得られない苦悩等、ご自身の経験を交えてLGBTの現状をお話しいただきました。
セミナーの様子
講師の前田良さん。LGBTの現状に加え、パートナーとの間に授かった2児との親子関係を巡っての裁判や、家族の支えについてもお話いただきました。
幅広い年齢層の方にご参加いただきました。前田さんのこれまでの苦悩、家族への想いに触れ、涙される方もいらっしゃいました。
最後には、質疑応答の時間を設けました。参加者からの、「私たちにできることは何ですか?」という質問に、「まずはLGBTの方が『いる』ことを知ってほしい。そして『いる』ことを前提に生活してほしい」と訴えられました。
男女共同参画センターより
このセミナーは、LGBT当事者にこれまでの経験や苦悩をお話いただくことで、LGBTの現状を知り、多様な性を尊重し一人ひとりの個人が大切にされる社会の実現への一歩として、市民活動グループ「もっとすてきに“パートナー”委員会」等との共催事業として実施しました。
また、子育て中の方でも参加できるよう、託児を実施しました。
男女共同参画センターでは、今後もセミナーや講演会を開催し、LGBTの啓発、理解の促進に取り組みます。
↓下記は参加者募集時の記事です。
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LGBTってなんだろう?まずは知ることから始めよう!
最近、耳にする機会が増えている「LGBT」「セクシュアル・マイノリティ」という言葉。しかし、偏見や差別を恐れ、悩み、苦しんでいる当事者の方がまだたくさんおられます。互いを認め合い、誰もが生きやすい社会について講師の体験談も交えながら、一緒に考えましょう。(参加無料/一時保育あり)
セミナー内容
日時
平成30年3月18日(日曜日)
午後2時~午後3時30分(午後1時30分開場)
場所
西脇市茜が丘複合施設「Miraie(みらいえ)」多目的ホール
講師
前田良さん(ジー・アイ・ディーKAZOKUの会代表)
【プロフィール】
1982年兵庫県宍粟市に「女性」として生まれる。小さい頃から性に違和感を持っており、20歳のときに「性同一性障がい」と診断される。その後名前を変え、パートナーと出逢い、性別を「男性」に戻して結婚。AID(非配偶者間人工授精)により2児を授かるも、親子関係が一時認められなかったという経験を持つ。現在は、「間違った知識ではなく、正しいことを伝える」ため、各地で講演活動を展開している。
定員
50名程度(要申込)
参加費
無料
託児
無料(要申込/定員10名/生後6か月~就学前)
その他
手話通訳、要約筆記、磁気ループが必要な方は、申込時にお申し出ください (3月11日(日曜日)まで)
(注意)磁気ループとは…集団の中で「聞こえ」を効果的に支援する装置です。補聴器を利用されている方が、目的の声を正確に聴き取れるよう補助するものです。
申込方法
申込用紙の場合
下記の申込用紙をダウンロードの上、ファックスまたは郵送、みらいえ総合案内窓口へ持参ください。
チラシ・申込用紙「僕は父親になった~性同一性障がいの父とその家族~」(PDFファイル:385.9KB)
メール
名前、住所、年齢、電話番号、(一時保育が必要な場合は)お子さんの名前・性別・年齢を記載の上、danjyo-c@city.nishiwaki.lg.jpへお送りください。
件名に「LGBTセミナー申込み」と入れてください。
その他
電話(0795-25-2800)へご連絡ください。
主催
西脇市/西脇市教育委員会/もっとすてきに“パートナー”委員会
分野 |
イベント 男女C |
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申込 |
申込必要 |
男女共同参画センター
(茜が丘複合施設「Miraie(みらいえ)」内)
電話:0795-25-2800(代表)
ファックス:0795-25-2220
問い合わせフォーム
更新日:2019年09月06日