ボツリヌス菌による食中毒にご注意ください

更新日:2023年05月09日

1歳未満の乳児にはちみつに与えると

1歳未満の乳児にはちみつに与えると、乳児ボツリヌス症を発症し、便秘や筋力の低下などを引き起こすことがあります。

乳児ボツリヌス症とは

乳児ボツリヌス症は1歳未満の乳児特有の疾病です。ボツリヌス菌が口から入ると、腸管内で発芽・増殖し、その際に出される毒素により発症します。発症すると、便秘、筋力の低下、哺乳力の低下、泣き声が小さくなる等の症状が見られますが、乳児ボツリヌス症が原因で死亡することはまれです。

主な原因食品ははちみつで、それ以外の食品が原因となった事例はほとんどありません。詳細については、下記リンク先をご覧ください。

乳児ボツリヌス症を予防するには

1歳未満の乳児に、ボツリヌス菌で汚染されている可能性がある食品(はちみつ等)を食べさせないことが重要です。ただし、はちみつ自体は、リスクの高い食品ではありません。1歳以上の方がはちみつを摂取した場合、乳児ボツリヌス症の発症はありません。

参考

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