口蹄疫について

更新日:2021年03月31日

口蹄疫とは?

  家畜の伝染病のひとつで、「口蹄疫ウイルス」が原因で、牛、豚、ヤギ、ヒツジなどの家畜や鹿などの野生動物がかかる病気です。

 口蹄疫に感染すると、口の中や蹄の付け根の水疱、発熱などといった症状がみられます。子牛や子豚では死亡率が高いものの、成長した家畜の死亡率は数%程度とされています。

 しかし、ウイルスの家畜等に対する伝播力が非常に強いので、他の家畜等への感染を防ぐための措置が必要です。

人間への感染は?

  口蹄疫に感染した牛や豚の肉を食べたり、牛乳を飲んだりしても感染することはありません。

 口蹄疫が発生した農場の家畜は殺処分して埋めるとともに、発生した農場周辺の牛や豚の移動を制限するため、口蹄疫に感染した家畜の肉や牛乳が市場に出回ることはありません。

口蹄疫飛散防止について

  口蹄疫ウイルスの家畜等に対する伝播力が非常に強いため、他の家畜等に感染しないように次のような取組みを行ないます。

● 口蹄疫が発生した農場の家畜を殺処分して埋め、農場を消毒する。

● 口蹄疫が発生した農場周辺の牛や豚の移動を制限する。

 ・ 発生農場から半径10キロメートル以内における移動制限(生きた牛、豚などの家畜や死体などの移動を禁止、と畜場及び家畜市場の閉鎖など)

 ・ 発生農場から半径10~20キロメートル以内における搬出制限(生きた牛、豚などの家畜の搬出、制限区域内への移動禁止、と畜用以外の家畜を入場させる家畜市場の開催の中止など)

● 発生県内全域へ消毒薬を配布し、散布する。

 

※ 農林水産省のホームページには、口蹄疫に関する情報が多く掲載されていますので、参考にしてください。

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市役所 産業活力再生部 農林振興課

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