地元の人に愛されるお店を、ずっとこのまちで

 

 池田さん

 池田雄亮さんは神戸市出身の料理人。主に神戸市内のお店で修業を積んでいました。料理人としての腕が認められ、西脇市内で新しくオープンするカフェに店長として招かれたことがきっかけで、2012年に移住しました。

 店長として働いた約2年間で、市内のさまざまな人と知り合い、「人のつながり」を築いていった池田さん。その甲斐あって、2014年には長年の夢だった独立を果たし、「鉄板bal SelPePe」を市内にオープン。今では地元の人に愛される人気店となっています。

 2016年には西脇市出身の妻・亜衣菜さんと結婚し、新たな家族ができた池田さん。「地元の人に愛される店を、ずっとこのまちで続けていきたい」と意気込んでいます。

 (以下、池田さん談)

 

自分の力を試すために、西脇市へ

 神戸市内で料理人としての修業を積んでいた頃、縁あって西脇市内に新しくオープンするカフェで店長として仕事をさせていただけることになりました。初めてのまちでの仕事に不安もありましたが、「知らないまちのほうが、自分の力を試すことができる」と考え、思い切って移住を決めました。

 

「人のつながり」で夢が叶った

 店長の仕事は多岐にわたり、想像以上に大変な毎日でした。ですが、そのおかげで市内のさまざまな人と知り合い、つながることができました。約2年間店長として働いた後、神戸に戻るかどうか悩んでいたときも、地元の方が「ここで店をやってみないか」と、条件の良いテナントを紹介してくださいました。

 西脇市に移住したことでできた「人のつながり」に支えられ、長年の夢だった自分の店を持つことができたのは嬉しかったですね。

池田さん写真2

 

地元の人とふれあえるお店に

 鉄板焼き店を選んだ理由は、地元の人とふれあえるお店にしたかったから。鉄板越しに面と向かってお客様と直接ふれあえることは、この上ない喜びです。

 オープン当初は地元の人に受け入れられるかどうか不安もありましたが、今ではお客様の約8割が市内の方。自然に恵まれ、食材が豊かな土地柄のせいか、食に対してこだわりが強いお客様が多く、いつも良い刺激をいただいています。

池田さん写真3

 

何かにチャレンジしたい人にとっては、ぴったりなまち

 西脇市に移住して驚いたことのひとつが、市民の方々の地元愛の強さ。これは都市部に住んでいては感じることができない大きな魅力です。お店に来られるお客様も、「何とか地元を盛り上げたい」と思っておられる方ばかりです。

 そのような熱い思いを持った市民の方々と接するうちに、いつしか「このまちで、ずっと自分の店を続けていきたい」と思うようになりました。何かにチャレンジしたい人にとっては、ぴったりなまちだと感じています。

池田さん夫妻写真

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市 建設水道部 都市住宅課(移住定住・空き家対策推進室)

電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-22-8573

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更新日:2019年08月01日