官兵衛の里・黒田ハイキングコース

更新日:2021年03月31日

コース紹介

「新日本 歩く道紀行100選シリーズ~歩いておきたい1000の道」の歴史の道 「日本のへそ・北はりま「日本一長い」散歩道 (官兵衛の里・黒田ハイキングコース)」 として選ばれている歩きやすいコースです。

  • JR本黒田駅から官兵衛ゆかりの地を散策するコースです。
  • 距離:約4.5キロメートル
  • 所要時間:約2時間30分
  • 黒田城址への登山コースもあります。(登山口から所要時間約1時間30分)

見所紹介

  • 本黒田駅から落城して逃げる途中で官兵衛の母が溺死したと伝わる「松ヶ瀬」を新中橋から眺めることができます。
  • 「黒田官兵衛生誕地」の石碑が建つ邸宅跡「姥が懐」を経て、城山と呼ばれ、稲荷神社が建つ「黒田城址」からは田畑が広がる黒田集落を眺めることができます。
  • 黒田集落の最奥にある「荘厳寺」には「荘厳寺本黒田家略系図」が所蔵されており、複製が展示されています。また、美しい紅葉の名所としても知られています。
  • 黒田城址・登山コースは、標高差約200メートルのコースで城の遺構ともいわれる地形もあり、見張り櫓跡とも伝わる山頂からは素晴らしい眺望が広がります。
松ヶ瀬

松ヶ瀬

 多田城落城の際、幼い官兵衛と母・於松(おまつ)が加古川を渡って逃げましたが、母は増水した川で溺死し、官兵衛は姫路に逃れたという伝承があります。母の名にちなみその場所を「松ヶ瀬」といいます。

姥が懐

姥が懐

 江戸時代の地誌「播磨古事」に記載された伝承では、多田城(構居)に付随する邸宅跡があった場所とされています。周辺は整備され、「黒田官兵衛生誕地」の石碑が立っています。

黒田城址

黒田城址

 中世・戦国時代に築かれた播磨と丹波国境の山城で、黒田氏の居城跡と伝わっています。現在は稲荷神社が祭ってあり、帯曲輪や竪掘・掘底道ともみえる遺構がありますが、全体の城郭は不明です。
 東へ続く尾根上にも人工的地形とも見える場所があり、黒田城址登山コースとして登山道が整備されています。

荘厳寺

荘厳寺

 飛鳥時代に開始したと伝わる古刹で、紅葉の名所としても知られており、江戸時代に建立された多宝塔は県の重要文化財です。黒田城を拠点とした黒田氏の発祥から滅亡までを記した「荘厳寺本黒田家略系図」を所蔵しており、持仏堂で複製を展示しています。

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市役所 産業活力再生部 商工観光課

電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-22-6987​​​​​​​
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